不特定多数の男女がわいせつ行為を見せ合う場として、一部の愛好家らによって根強い支持を集めている「ハプニングバー」で、ほかの客らから見えるようにわいせつな行為をしたとして、宮内庁の男性職員(50)が、公然わいせつの容疑で逮捕されたことがわかった。
調べによるとこの職員は、11月8日の午後10時頃、東京都新宿区にあるハプニングバー「CLUB406」の店内で、店にいた客の男女3人と全裸で性行為を行っていたが、実はその直前、所轄の四谷署には「客にわいせつな行為をさせている店がある」との通報が行われており、通報を受けた捜査員が店に入ったところ、実際に行為が行われているのが確認されたため、その場で現行犯逮捕となった。
この「宮内庁の職員が公然わいせつで逮捕される」という前代未聞の事件に、当初からネット上では驚きの声があがっていたが、その後、直前に行われたという「通報」について、「ポーカー賭博屋やハプバーなどはタレコミ電話を入れる仕事がある」という指摘があり、そこから、この職員について「ハニトラだな」「たまたま行った日がガサ入れの日だったというのが出来すぎだろ」「ハメられたのではないか?」という声が巻き起こった。
なおこの職員、当局の取調べに対して容疑を認めてはいるものの、そもそもは近くの飲食店で酒を飲んでいるところを、たまたま居合わせた男女に誘われる形で同店へと赴いたという旨の供述を行っているという。
現在は逮捕直後ということもあって、その真相は謎のままだが、多くのユーザーが指摘するように、「偶然の逮捕」にし てはあまりにもよく出来すぎているという感もあるこの事件、果たして今後、どのような内容が明かされるのか、気になるところである。
文・杉下薫
※写真はイメージです。
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