一連のブラック問題から逆風の続くワタミが、このほど、2014年9月中間期と、2015年3月期決算について、業績見直しの下方修正を発表した。
同社は中間期で、売上1540億円・営業利益10億円を見込んでいたものの、売上約777億円・営業損 失約10億円に、通期で見込んでいた売上1700億円・営業利益50億円・最終利益20億円を、売上1540億円・営業損失37億円・最終損失50億円に、それぞれ修正。中間・通期のいずれもが、赤字予想となった。
こうしたワタミの業績不振について、同社側では既に様々な施策がとられているというが、ネット上からは「自業自得」「そもそもブラックだししょーがない」「居酒屋行く客そのものが減ってるし」「ただでさえ飲みに行かんのにワタミはな...」「おまいらのアクションがじわじわ効いてきたんちゃうかw」「客が減ればブラックじゃなくなるしいいのでは」と、一連のブラック問題が原因となっているのか、実に厳しい声が巻き起こっ ている。
過労死訴訟などにより、ここ数年、「ブラック企業の代名詞」と言わんばかりに、数多くの批判が殺到しているワタミ。果たして、今後どのような復調を見せるのか、その動向が注目を集めている。
文・藤本秀太
【参照リンク】
ワタミ株式会社
http://www.watami.co.jp/
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