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名将・秋山監督の花道を飾る、悲願の日本シリーズ優勝で、有終の美を飾ったソフトバンクホークス。早くも、工藤公康新監督による来シーズンへの準備が着々を進められているが、そうした中、工藤政権における組閣案が一部スポーツ紙などによって明かされ、話題となっている。



現在、工藤新監督を支えるコーチングスタッフとしてその名が挙げられているのは、ヤクルトや大リーグ・メッツなどで活躍した吉井理人(47)氏や、俊足巧打の外野手としてダイエー・阪神で斬り込み隊長を務めた佐々木誠(49)氏、貴重な中継ぎ左腕として活躍した佐久本昌広氏(40)など。さらにはこれまで数多くのエースを育ててきた、東北楽天コーチの佐藤義則(60)氏や、城島健司(38)の名も挙がっている。

こうした生え抜き組だけにこだわらない組閣案について、ネット上からはその柔軟な姿勢や、派閥の壁を越えてのチームづくりを支援する球団上層部について、「すごい豪華なメンバー!」「しがらみ無視ってすげえな」「生え抜きに固執するフロントじゃなくてよかったな」「親族経営ガッチガチのうちの会社の社長にも参考にしてもらいたいわ」といった賞賛の声が相次いでいる。

これは一般企業でもそうだが、「生え抜き」にこだわるスタイルだけではなく、必要に応じて、柔軟に外様の有力者・実力者を起用する姿勢は、強い戦闘集団をつくり出す意味で、必要不可欠な要素と言える。これからは、過去のしがらみや人間関係に捉われることなく、優秀な人材を積極的に登用することが、スポーツにおいても、一般企業においても、より一層、求められていくのではないだろうか。


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文・吉竹明信

【参照リンク】
http://www.ustream.tv/recorded/54762156

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