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近日中に、来年の去就を明らかにすると言われている広島の前田健太投手。メディアではCSシリーズ敗退受け残留濃厚といわれているが、MLBファンの間では「それでもマエダはポスティングで来る最有力候補」と根強い意見が並んでいる。



今年マエケンがメジャー移籍しない―という幾つかの理由もMLBのトレード情報を扱うメディアで挙げられている。

今年のFA市場がマックス・シャーザー(デトロイト・タイガース)、ジョン・レスター(オークランド・アスレチックス)、ジェームズ・シールズ(カンサスシティ・ロイヤルズ)といった大物投手で溢れていること。
また2014年シーズンが2009年以降で最低の数字(防御率2.56、WHIP1.08)で終わったことなどから、ここへ来て前田の評価が下がりつつあることも指摘されていること。
この2つのファクターからポスティングで広島が希望するであろう譲渡の上限金2000万ドル(約21億6000万円)を払うメジャー球団が今のところないのでは?という3点がメインだ。

レッドソックスなどはかなり早い時点で注目してきた球団の一つだが、「希望している長期契約を躊躇している」との報道もなされており、球団のファンフォーラムでも「田中やダルビッシュ程の投手ではないと」、一方で「先発投手の3枚のうちの一人を担うポテンシャルは十分ある」と意見が真っ二つに分かれている。
またレッドソックス同様にシカゴ・カブスやアリゾナ・ダイヤモンドバックスも前田投手を高く評価しており、ポスティングする場合は必ず手を上げる球団のひとつと言われている。

「今シーズンの移籍はナシ」との日本の残留報道に対してメジャーのメディアが今なお前田健太のMLB入りに注目しているのは、昨年、紆余曲折がありつつもニューヨーク・ヤンキースが獲得した、田中将大投手の件も大きく影響している。

海外選手としては、亡命して一躍有名になったキューバのヤスマニー・トマス外野手と前田健太投手の二人は、オフシーズンの要注目選手として各チームのスカウトも動向を注目し続けているのだ。

【参照リンク】
http://bleacherreport.com/articles/2233620-rumor-yasmany-tomas-will-get-more-money-than-fellow-cuban-rusney-castillo-did/page/4
http://www.reddit.com/r/NewYorkMets/comments/2ipy37/international_free_agent_profile_kenta_maeda/

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