駅員の寝坊で始発列車に乗れなかった...そんな前代未聞の珍騒動が起きたのは、10月15日のこと。東京メトロ丸の内線の南阿佐ヶ谷駅で、始発に備えて準備を行っていた当直の早番職員2名が寝坊したことで、36人の乗客に影響を与えた。
調べによるとこの職員たちは、「二度寝」してしまったようで、本来、始業しはじめなくてはならない時間に起きておらず、そのため、駅の入り口のシャッターを開けることや、ホームの電灯をともす作業などが行えず、始発に乗ろうとした客が駅の構内に入れないばかりか、始発で他駅から降りた乗客たちが、駅から出られないなどの事態に見舞われてしまったという。
なお、このあまりに珍しい事態に、ネット上からは意外に寛容な声が。
「寝坊クソワロス」
「寝坊ならしょうがない」
「のどかな話だな」
「昨日の台風騒ぎで疲れちゃったのかな」
「まあそれくらい許してやれよ」
「にんげんだもの」
「2人とも寝坊って夜中に何をやってたんだ 」
始発列車からの報告で、指令所からの電話で起こされたこの職員らが、本来の業務を開始できたのは予定より30分遅れてのこと。東京メトロは、「お客様にご迷惑をかけ、深くお詫びします。再発防止を徹底するとともに、営業開始が遅れることがないよう、バックアップ態勢の見直しを図ります」と説明している。
※写真はイメージです
文・島田克彦
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