発行当初こそ話題となり、珍重されたものの、その使い勝手の悪さから、瞬く間に我々の日常から姿を消した二千円札。最近では使うどころか、ちょっとしたレアアイテムと化しつつあるこの二千円札が、意外な場所で大量に出回っていることが確認され、現在、話題となっている。
あるユーザーがtwitter上に投稿した内容によると、この人物がサンフランシスコの空港で両替を行った際、日本円として戻されたのは大量の二千円札。しかも、画像から推察するに、ほとんど使用された形跡のない、いわゆる「ピン札」の状態であるようだ。
最初の発行から14年が経ち、全流通量の約4割が集中しているという沖縄以外の地域では、ほとんど見かけることすらなくなりつつあるこの二千円札、昨年末の時点で、その流通量は1億枚に程度と言われている。もしかすると、残りの6割は、我々の知らないところで、今なお、ひっそりと活躍しているのかもしれない。
文・藤井一成
■参照リンク
https://twitter.com/Yuu_Norespect/status/516763783419924480/photo/1
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