「9月までに消化せよ!」と言われても当然のように「夏休み」なんて取れていないオレたちは、今日も当たり前のように会社に身を捧げる。苦しい状況下でも変わらずに働き続ける姿勢こそ、ハードワーカーズ。今日も残業時間が楽しみで仕方がないはずだ。そんなみんなに質問だ。「トリガー」や「ダイバーシティ」といった言葉を、仕事中に聞いたことはあるか?
これらは仕事上で使われる、いわゆる「大人言葉」のようなもの。とはいえ、「聞いたことはあるけど、よく意味がわからないから使ったことはない」といった人も少なくないはず。普段知ったかぶりをしてしまいそうな"仕事上で使われる大人言葉"を解説している本を発見した。
書籍『カイシャ語』は、社会人のモノ言い560語を収録した一冊。会議、プレゼン、営業メール、議事録で使われているあれこれが全網羅されているぞ。
例えば、トリガーとダイバーシティ。
■トリガー
きっかけ、引き金の意味。「お客様の怒りを爆発させるトリガーとなった」という使い方ができる。
■ダイバーシティ
多様性のこと。さまざまな国籍の人、男女が入り混じっていること。一言でいえば、「みんな違ってみんないい」と考え、多様性を受け入れること。
■レバレッジ
てこ。レバレッジ効果とは、てこの原理のように、最小の努力で最大の効果を発揮すること。
■バイアス
偏見。情報がゆがむことを「バイアスがかかる」と言う。
■カタルシス
心がスッキリすること。
■ハイブリッド
異なるものを組み合わせたもの。
■リテラシー
読み書きできる力。情報リテラシーという使い方が多いが、○○テラシーは「○○について使いこなせる力」と考えると良い。
しっかり、大人言葉を身につけ、会話に「トリガー」「ダイバーシティ」を取り入れ、デキる社畜として働いてみないか?
【書籍情報】
『カイシャ語』(小学館) 福田稔著
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