先頃、不透明な政務活動費が問題となり、"号泣会見"を開いた後に辞職した野々村竜太郎元兵庫県議について、切手代などと称して計上していた費用が、実際にはギフト券などの金券の購入に当てられていたという疑惑が、その後の捜査により浮上した。一部報道が伝えている。
元県議は、費用の申告にあたり、「利用した」とされる大阪市や神戸市内の金券ショップの領収書を添付していたが、捜査当局がそれぞれの店に照会を行ったところ、領収書に記された日付のなかには、切手が1枚も販売されていない日が含まれているなど、不審な点が多数存在していることが判明。そのことから、元県議が、換金目的でギフト券を購入したのでは?という疑いがかけられている。こうした疑惑が次々と浮上する元県議に対しネット上では、
「切手より買取レートの高いギフト券を買う堅実派ののちゃんw」
「一応は切手でやらないと駄目だよな」
「どうしてこんなに簡単にボロが出るようなことを...」
「まあ、普通に考えてこうなるとは思ったけどさ」
「もはや会見どころじゃないよな」
...と、驚きつつも、どこか「やはり」といったニュアンスの声が大半といったところ。
当初問題視された頻繁な出張についても、既に「カラ出張」疑惑が指摘されている元県議。もはや号泣会見による辞職などでは、到底済まされぬ事態となっているだけに、今後、どのような形で事態が決着するのか、世間の注目が集まっている。
文・藤本秀太
■参照リンク
野々村議員の政務活動費問題 全国から抗議殺到 神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201407/0007108183.shtml
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