大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた第96回全国高校野球選手権大会。今年も様々な熱戦が繰り広げられ、球児たちによる数々の名勝負が生まれたが、そうしたなか、球児たちにちなんだ「あるもの」がヤフオクに出品され、話題となっている。
このユーザーによって出品されたのは、なんと、「甲子園の土」。大・中・小それぞれ異なるサイズの瓶に詰められており、詳細については伏せられているものの、どうやら球児たちによって持ち帰られた本物のようだ。この、あまりに珍しい出品物にネット上では、
「怪しすぎて草生える」
「欲しい人は欲しいんやろうな...」
「自力で甲子園に出場したから価値があるんやろ」
「毎年出て負けてる高校の関係者?球児がお世話になった人には分けるんやろ」
「甲子園常連校の寮の関係者とかですね(名推理)」
「出品者のいらないけど捨てるのはもったいない気持ちが伝わってくる」
「甲子園の土とか阪神園芸で同等品をネット通販しとるというのに」
...と、その出品にいささか戸惑いつつも、これが「単なる土」なのか、それとも「貴重な土」なのかという点において、議論が白熱している様子。また、この出品者についても、高校野球関係者なのではという推測から、「もらったものをこんな形で...」と、憤る声も散見された。
「グラウンドの土」に過ぎないとはいえ、甲子園の土というものは、そこに出場した球児たちにとって、格別な想い入れのあるもの。その想いが込められたものをオークションに出すという行為は、世人にとって、やはり好意的には受け入れられないようである。
文・葛西敦規
■参照リンク
ヤフオク!
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e151757731
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