領収書などを提出せずに、3年間で約800万円にものぼる日帰り出張（計300回以上）を政務活動費として受け取っていたことが問題化し、その後の会見で"号泣議員"として一躍世界中に汚名を轟かせた元兵庫県議、野々村竜太郎氏。
野々村氏は初当選以降の政活費を全額（約1834万円）返還すると表明しているものの、用途に関する明確な説明は未だない。当人は7月11日に県議会議長宛に議員辞職届を提出しているが、同日には兵庫県議会が虚偽公文書作成・同行使容疑で兵庫県警に刑事告発しており、詐欺容疑での立件も視野に捜査が始まっているとの報道も出ている状態だ。
野々村氏は議員辞職と政活費返還で幕引きを図ろうとしていたと思われるが、騒動の完全終息はまだまだ先になりそうである。
渋谷系ギャルでありながら設計事務所OLとしての顔も持つ桃子氏（21歳）は、こう持論を展開する。
＜写真＞設計事務所OLとしての顔も持つ桃子氏（21歳）
「まずこの元県議さんは、男としてありえない。ぶっちゃけ気持ち悪い。私のまわりの友達はみんなあの号泣会見を観て笑ってるけど、もう私はキモすぎて笑えない。マザコンだっていう報道もあるし、そもそも自分のことを"ののちゃん"呼ばわりとか......ないわ～。私は神奈川県在住なんだけど、兵庫県の方がかわいそうだなって。もし次に神奈川の県議として立候補したら？ いや、ないです、ないない。お断り。てか、神奈川だけじゃなく、日本人としてお断り。個人的には神奈川県議には黒石君（黒石高大氏／地下格闘技選手・モデル・俳優）になってもらいたいですね。黒石君になら神奈川を任せられる！」
そう力強く語ってくれた桃子氏と同じく神奈川県在住で、一流ギャルファッション誌『egg』（今年5月に休刊）の読者モデルとしても活躍していた現役高校3年生・のじゆう氏（17歳）は、"号泣議員"問題について怪訝な表情だ。
「号泣議員？ 野々村？ ......誰ですか？ わからないです（真顔）」
＜写真＞一流ギャルファッション誌『egg』モデルとして活躍していたのじゆう氏（17歳）
普段からあまりニュースに興味がないと語るのじゆう氏に、くだんの号泣会見動画を観ていただいた上で、改めてコメントを求めた。
「泣き出す男、フツーにムリ。スポーツで負けて悔し泣きとかならいいんですけど......これはムリ。前に私にコクッてきたタメの男がいたんですけど、『付き合うとかムリ』って言ってフッたらその場で泣き出しちゃったことがあったんです。OKしてもらえると思ってたのかな......コクッてきて、私の前で泣くってどういうこと？ って思いました。タメでもウザッと思ったんで、あんないいオジサンが泣くなんて絶対ありえない。神奈川県議には絶対になってほしくないですね。あの人がなるぐらいなら、のじゆうが神奈川県政をまとめます。え、まだ立候補できる年齢じゃない？ じゃ、あきらめる」
渋谷系ギャルにも不評を買っている野々村竜太郎元県議。世論の理解を得るのは相当厳しい見通しだ。
文・昌谷大介（A4studio）、撮影・長谷英史
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