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ケビン・コスナー、ジャッキー、シュワ、スライ!ハリウッドは還暦超えスターが再ブーム

2014/06/14 12:00 投稿

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Filed under: 映画, 深夜, 男気

ここ数年、なんとなくそんな気配はしていたが、ハリウッドは今、若手よりも中年、むしろオーバー還暦俳優たちが熱いブームとなっているようだ。


その証拠に、2014年は、シルベスター・スタローン(67歳)とアーノルド・シュワルツェネッガー(66歳)が海上の脱獄不可能な監獄から脱出を図る『大脱出』(1月10日公開)で幕を開け、『キリングゲーム』(1月11日公開)では、ロバート・デ・ニーロ(70歳)とジョン・トラボルタ(60歳)のジイさん同士がガチの殺し合い。『リベンジ・マッチ』(4月4日公開)では、またしてもデ・ニーロとスタローンが老ボクサーに扮し、人生最後のボクシングマッチを展開するという、聞いてるだけで胸熱な前半だった。

さらに、6月に入るとアジアのスター、ジャッキー・チェン(60歳)が引退宣言を覆して『ポリスストーリー』/レジェンド』(6月6日公開)で復活。相変わらずド派手アクションを自らこなしているかと思えば、『フライト・ゲーム』(9月6日公開)では、リーアム・ニーソン(61歳)が上空12000mの密室で頭脳とに肉体の限界を超える壮絶な戦いに挑む。そして待望のシリーズ最新作『エクスペンダブルズ3』(11月1日公開)は、オリジナルメンバーであるスタローン、ジェイソン・ステイサム(46歳)、ジェット・リー(51歳)、ドルフ・ラングレン(56歳)、ランディ・クートゥア(50歳)、テリー・クルーズ(45歳)、シュワルツェネッガーなど最強傭兵軍団の大暴れが予想されるが、新たにメル・ギブソン(58歳)やハリソン・フォード(71歳)が加わるなど、出演俳優の平均年齢がますます上昇している勢いだ。

そんな中、注目したいのが、かつて世界中を虜にしたイケメン俳優にして、アカデミー監督賞も受賞したケヴィン・コスナー(59歳)の最新作『ラストミッション』だ。

今年還暦を迎えるケヴィンは、一時俳優業から疎遠になっていたかと思われたが、ここ数年で『マン・オブ・スティール』(13)、『エージェント:ライアン』(14)と話題作に続けて出演して存在感を見せつけ、見事な返り咲きっぷりが話題となっていた。

そんなケヴィンの最新作は、余命3ヵ月を宣告された剛腕CIAエージェントが、延命薬と引き換えに凶悪テロリスト抹殺の仕事を受けるよう迫られ、家族のため、最後の任務<ラストミッション>を遂行していくのだが――という、聞くだにスリル感満載なアクション作。監督はあのマックGというのも期待大だ。
劇中では、激しい銃撃シーンを演じたり、危険なカーアクションに挑戦、また思春期真っ只中な娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)が夜遊びでクラブに行き危険な目に合いそうになった時、若者数人を相手にしても動じず殴り倒す!そして、ゾーイをお姫様抱っこして救出し、まるで不朽の名作『ボディガード』のフランク・ファーマーを彷彿とさせ、全盛期のコスナーを思い出す方も多いのではないだろうか。

ハリウッドで高齢化は関係ない!?還暦を超えてもアクション映画界の第一線で頑張り続けるオジさんスターたち。今後も彼らの頑張りから目が離せないことは間違いない。

『ラストミッション』は6月21日(土)より、新宿バルト9ほかロードショー

(C)2013 3DTK INC.

【参照リンク】
・『ラストミッション』公式サイト
http://lastmission.jp/ 

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