洋画としては4年ぶりに興収100億円を超える大ヒットとなっているディズニーのアニメミュージカル映画『アナと雪の女王』。同作は、サウンドトラックも含めてハマる人が多いことが特徴となっているが、ディズニー映画ファンのあいだで、「サントラではこっちが勝る」という声が複数あがっている作品がある。
それは、日本では2008年に公開されたディズニー製作の映画『魔法にかけられて』だ。
同作は、オスカーに過去5回ノミネートされている名女優エイミー・アダムスが主演した、ディズニーアニメのステレオタイプな"プリンセス"が現代のニューヨークに迷い込むというストーリーの作品。セルアニメと実写で描き分けられているのが特徴の映画だ。
ディズニーの世界観を自ら皮肉るようなシーンも見られるユーモアあふれる作品となっており、全米興行成績で2週連続1位になるなど、非常に高い評価を受けた。
日本でもヒットはしたものの、その興収は約29億円で、『アナ雪』の大ヒットぶりには及ばない。しかし、ツイッターには以下のような声が多く見られる。
「アナ雪が評価されるなら、魔法にかけられてはもっと評価されるべき」
「やっぱわたしの中では魔法にかけられてが不動の一位。アナ雪も大好きけどね!」
このような作品評価のほかに、
「アナ雪もいいけど個人的には魔法にかけられての曲のが好き」
「魔法にかけられてとラプンツェルとアナ雪は本当に挿入歌が神ってるよね。魔法にかけられてがダントツだけど」
など、同作のサントラを『アナ雪』より高く評価するディズニー映画ファンの声も少なくないのである。
『アラジン』や『美女と野獣』の音楽を担当したことで知られるアラン・メンケンが携わった『魔法にかけられて』のサントラは、オープニングを飾る『真実の愛のキス(True Love's Kiss )』、作品内でフラッシュモブ的に歌われる『想いを伝えて(That's How You Know)』、終盤の恋愛描写を盛り上げる名バラード『そばにいて(So Close)』など、現在でもテレビ番組のBGMや結婚式に頻繁に使われる名曲が揃っている。
ファンたちは、『アナ雪』評価の風潮の中で、『魔法にかけられて』のサントラも自然に頭に浮かべたのかもしれない。このような数々の反応を総合すれば、やはりディズニー映画のサウンドトラックはおしなべて非常に高いクオリティーを保ち続けているといえそうだ。
【参照リンク】
・『魔法にかけられて』公式サイト
http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/
・Disney's Enchanted - YouTube
https://www.youtube.com/user/DisneyEnchantedMovie
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