入社当時は、月曜日の朝がとても憂鬱でした。まあ社会人歴10年以上が経った今もそれは同じ。
一週間のTODOを頭に思い浮かべると「やらなきゃ」という強迫観念に駆られ、気持ちは重くなるものです。
実家から通勤していたころは、最寄駅までバスに乗っている時間がいつも憂鬱で不安だったことをよく覚えています。
そんなありがちな一年目を過ごしていた頃、朝会で当時の上司に言われたひとことで考え方が一気に変わります。
「休日明けの良コンディション」は社会人として最低の責務。オンオフの切り替えをしっかり実行出来る強さが社会人に求められる最低条件だと。
世の中的には、「ブルーマンデー」「サザエさん症候群」等と呼ばれ象徴的に憂鬱だと思われている月曜日ですが、私の組織においてはそんなこと言える余裕は全くありませんでした。
むしろ、週初めからトップギアで稼働していくことが一週間を有意義に過ごせるコツみたいなものだと、理解するようになりました。
心掛けていたことは一つで、「やらないといけない」から「やってやるぞ!」に意識を変える。ただそれだけ。
どうせやるなら、TODOに対して気持ちだけでも上回ろうと、くらいついていた時期に編み出した苦肉の解釈。
何とかくらいついていたというのが、正直なところですが、今でもこの解釈で乗り切る場面は多く、新人でもベテランでも活用できると思っています。
週初めこそ朝早く出社すると意外と一週間が上手く回り効率的です。
気持ちに負けず、逆に気持ちで活路を切り開く。「良コンディション」でリズムをつくる、おススメです。
伊達学
株式会社サイバーエージェント
インターネット広告事業本部 統括
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