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ゴリゴリの殺戮エンターテイメント傑作『KILLERS/キラーズ』は、インドネシアと日本一のゴア配給<日活>が共闘した問題作。その日本公開を前に共同監督のティモ・ジャイアントとキモ・スタンボエルが来日したので、AOLニュース編集部では血縁でもないのに"モー・ブラザース"と名乗っている兄弟を直撃!
日本文化や日活、三池崇史が大好物のモー兄弟は、「日活、ヘンタイ(笑)!」と、惜しみない賛辞を贈っていたぞ!


東京とジャカルタを舞台に、殺人衝動を抑えきれない者たちが、互いの存在を意識しながら、内なる"KILLER"に飲み込まれ、殺人に走っていくという衝撃作。その残虐な内容とは裏腹に、ナマのモー兄弟は気さくな映画ヲタ! 「日活との作業は楽しかったので、またプロジェクトを始めたいよね!」(キモ)と少年の目。「インドネシアと日本の文化は親和性が高いと思うので、サイコキラー野村(北村一輝)の狂気が感染したように、日本の映画ファンに『KILLERS/キラーズ』が浸透していくことを願っているよ!」とドヤ顔だ。



日本人俳優では、北村一輝、高梨臨、黒川芽以、でんでん(!)という精鋭が参戦! ええセンスやなあと感心するが、当初ヒロイン・久恵役は「もっとアグレッシブな女優を希望していた」(ティモ)そうで、「彼女は見た目に純粋な人だったので、こういう映画を紹介することに気が引けた(笑)」と理由がオモシロい。ただ! 「彼女が入ったことで、映画はラッキーな方向に向かったよね。だって、出てくる奴ら"全員悪人"なので、ピュアな狂気の彼女が入ることでマイルドになったと思わない?」とまたドヤ顔。ピュアな狂気って何よ、キモ。あ、ティモか。ちなみに全然マイルドではないので、ゲロ袋を忘れずに!

いい人そうなモー兄弟、どうも発する言葉に慎重になっていると思ったけれど、そういう性格でインドネシアでは営業中らしく、「今回の『KILLERS/キラーズ』も、ちょっと、どこまでヘンタイにしていいかわからなかったよ(笑)。そのバランスがね」(ティモ)と告白した上で、「今回はちょっと遠慮したけれど、次回作はもっとヘンタイにするよ。日活、ヘンタイ!」(ティモ)とリベンジを誓うモー兄弟! 今回も十分、ヘンタイ映画だけどな!



映画『KILLERS/キラーズ』は、2014年2月1日(土)より、テアトル新宿、テアトル梅田ほか全国順次ロードショー!

『KILLERS/キラーズ』は2月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開

【参照リンク】
・『KILLERS/キラーズ』公式サイト
http://www.killers-movie.com/ 
・『KILLERS/キラーズ』特集
http://news.aol.jp/special/killers/ 

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