フランス・アングレームで1月30日から4日間の日程で開催されている国際漫画フェスティバルで、日本のブースが韓国人に破壊されたらしいとする写真が、ネット上で物議を醸している。
このフェスティバルに関しては、「慰安婦」をテーマにした作品を展示する韓国が、開幕前日の29日に説明会イベントを予定していたところ、主催者側から中止するよう要請があり、結局中止。日本政府から圧力がかかったのではないかと韓国メディアは報じていた。
事前説明会は中止となったが、韓国の展示自体は許可。逆に日本の慰安婦漫画は主催者側から「政治的」として撤去が命じられ、日本側からの不満の声がくすぶっていた。
そんな中、ツイッターで投稿・拡散されているのが先述の写真。テーブルの前に「JAPAN」と書かれた幕が貼ってあり、ここがジャパンブースであることが推察されるが、展示物は一切なし。壁からは何かを剥がしたような両面テープの跡がある。
この写真の出典元は、フェスティバルに参加している日本側関係者。この関係者がFacebookに載せた写真が、第三者によりツイッターで拡散されていったようだ。
ちなみにこの関係者がFacebookに載せている報告によれば、ブースのセッティングをすべて行い、昼食のため30分ほどその場を離れた間に、アジア部門のコーディネーターがやってきて、展示物をすべて持ち去っていったのだという。関係者は「フェスティバルが完全に韓国に乗っ取られている」と主張している。
ツイッター&Facebookのコメント覧には、
「酷い!の一言。」
「これは現地で警察沙汰にはならなかったんですか?」
「これは酷い!韓国は暴力団そのもの!」
「酷い!韓国が出るなら日本は出ない位、主催者に言ってもよいかも。欧米で人気なのはあくまで日本のアニメや漫画なのであって、韓国の作品は実際どうでもいいでしょうし。」
と憤懣やるかたないといったコメントが並んでいる。
なお、韓国の慰安婦問題を扱った展示ブースには約600人が訪れ、内容を真剣に見ていたという。これに対し日本側は、日本のこれまでの姿勢や取り組みを英語、フランス語、韓国語の資料にし、現地で配布しているそうだ。
【参照リンク】
・【仏アングレーム漫画祭】主催者側が日本ブースを破壊、展示物を持ち去り?│仏アングレーム国際漫画祭の問題まとめ-どやさ速報
http://blog.livedoor.jp/doyasoku2ch/archives/36752891.html
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