仕事のやり方にはいろいろある。「言われたことを実直にやり続ける」「要領よく効率的に仕事をこなす」。それぞれ、上司から評価されるポイントになり得るが、もう１つ、組織の未来のために重要な社会人の素養「志の高さ」を加えてはどうだろう。
若手時代は目の前のことを消化するのに精一杯になってしまう。それは修得すべきことが多いのだから当然。しかし、習熟度が上がってきたらそのままではいけない。「言われたことを間違いなくこなせる」だけでは中々仕事を振られないのもまた現状。ただ、若手の中にはそれが難しい人たちもいる。昔よりも組織がチャンスを与えてくれない、冒険をさせてくれない、そんな状況もよく耳にする。しかしこれはとても悪循環なループ。世の中の会社の多くは現状維持でいいはずがなく、常に改善、変化が必要とされている。
「ミスをしないスキル」は仕事に必須であるが、何かを変えるためにはそれにプラスして「今までのやり方でいいのかどうか」を考えていることも大切。
現に「若者の発想を大切に！」と言うおじさん連中も今はたくさんいる。
チャンスが与えられなくても意識だけは高く持つことで、いざ何か振られたときにも困らない。でも会社員として慣れてくると「やりたいことができないんだから野心があると逆に辛い」とか、仕事に関して夢中になって話したりすると「アイツ熱すぎね？」「真面目か」とウザがられたりして徐々に「志の高さ」が削られ去勢されていく。
でも、仕事ってそんなものとは誰も思ってないはずだし、絶対最初は「何か成し遂げてやろう」って思ってた人も多いわけでしょう。面談して未来に対する問題意識が高い人材には「志が高い手当」を渡すくらいのインセンティブを与えれば、それも仕事のうちという発想にもなるのになあ、と思うわけです。
そんな志だけで仕事をやっているPの番組は...
TBSラジオ954kHz「残業支援系ランキングトークバラエティ ザ・トップ５」
火曜〜金曜 17:50〜20:00生放送
（橋本吉史）
【参照リンク】
・「ザ・トップ5」公式サイト
http://www.tbsradio.jp/top954/
・radiko.jp
http://radiko.jp/
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