Filed under: 国内, カルチャー, 映画, アフター5

映画『なんちゃって家族』の主人公にして大黒柱となるデヴィッド。金ナシ、家庭ナシのしがない麻薬売人。映画史上最もダメなキャラクターと囁かれる役を演じたのはコメディアンにして俳優のジェイソン・サダイキスだ!


(C)2013WarnerBros.EntertainmentInc.
「え?誰それ?」ってなる人がほとんどだと思う。それもそのはず、彼の代表作はウィル・フェレル主演の『俺たちダンクシューター』、ジェラルド・バトラー&ジェニファー・アニストンの『バウンティ・ハンター』、そしてジェイソン・ベイトマン主演の『モンスター上司』。日本では広く公開していないうえ、どれも主役ではない、いわゆる「アザー・ガイズ(脇役)」の一人としての出演だったからだ。

しかし、この『なんちゃって家族』では、劇中の家族同様、映画自体の大黒柱となっているのがこのジェイソン・サダイキス、その人だ。一体彼はどういう人物なのか、ここで紹介しておきたい。

さて、彼の素性を知る上で、語らざるを得ないアメリカのTV番組がある。「サタデー・ナイト・ライブ」だ。この番組は1975年から始まった長者番組で、深夜90分のコメディバラエティ生放送。とにかくアメリカでは大人気のこの番組。過去の出演者には今まさにコメディ映画界を背負って立っている男ウィル・フェレル、破天荒鋼鉄社長に成り上がったロバート・ダウニーJr、さらにはトム・ハンクス、ベン・アフレック、ビル・マーレイ、ドリュー・バリモアらが挙げられる。
カメオ出演でオバマ大統領、ヒラリー・クリントンまで出ちゃってる国民的コメディLIVE番組だ。日本で言うなら「笑っていいとも!」のそれに近く、現在で第39シーズンに突入している長寿番組だ。ジェイソン・サダイキスはこの「サタデー・ナイト・ライブ」で今もレギュラー出演をしており、アメリカでは知らない人がいないほど有名なコメディアンなのだ!



コメディ俳優は非常に演技の定評が良い。というのも、コントでいくつもの役柄を演じることで、その技量がプロの俳優顔負けになっているからだ。そして人前で演技をすることが多いため、その表情も特に豊かであることは明らか。日本でも笑福亭鶴瓶(『ディア・ドクター』)、宮迫博之(『純喫茶磯辺』)、原田泰造(『アントキノイノチ』)、劇団ひとり(『嫌われ松子の一生』)といったお笑い芸人を本業としつつも役者として映画に出演し、非常に高い評価を得ている例を考えると想像しやすいかもしれない。

もちろん海外でもベン・スティラー、ウィル・フェレル、アダム・サンドラーらコメディ俳優の代表者たちがいる。本作『なんちゃって家族』もアメリカで大ヒットしたことで、今最も注目が集まっているジェイソン・サダイキスを要チェックだ!

『なんちゃって家族』は1月25日(土)より大ヒット公開中!

【参照リンク】
・『なんちゃって家族』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/werethemillers/ 
・『なんちゃって家族』特集
http://news.aol.jp/special/werethemillers/ 

■関連リンク
【動画】ジェニファー・アニストン、ストリッパーを熱演 「ポロリしたらどうするの!」
『キック・アス2』が5分で丸わかりできる予襲復襲動画が解禁!クロエたんのインタビュー付き
【動画】変装したシュワちゃんが一般人にドッキリを敢行! リアクションに注目









Permalink

 | Email this | Comments

RSS情報:http://news.aol.jp/2014/01/26/nanhatte/