ハリウッドの筋肉番長2人による本格主演で全世界から期待していたスリリング・アクション超大作『大脱出』が、いよいよ日本公開目前! ということで、本作を観る前にスタローン&シュワがそれぞれ主演した作品を、ざっと復習しておこう。さあ脳味噌の筋トレ開始だ!
まずスタローンの傑作だが、ここではあえて『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』の3大シリーズは日本国民ほとんど観ていて当たり前すぎるので、その他から選出しよう。
■『オーバー・ザ・トップ』(1987年)
当時日本でも大ヒットした、スライの初期代表作。最愛の妻を亡くし息子も奪われた主人公ホークの、退役軍人やボクサー以上に感情移入できる"腕相撲が得意なダンプの運ちゃん"というガテンさが最高。サントラ収録の「The Fight」は日本のテレビ番組でもたびたび使用されてきた名曲だ。
■『デッドフォール』(1989年)
"スネーク・プリスキン"ことカート・ラッセルとのW主演で挑んだ凸凹バディ・ムービー。ラーメンをおかずにカレーを食べるような組み合わせ...かと思いきや、スライ演じるスーツ&メガネのキザな刑事とカート演じる破天荒な刑事が力を合わせて巨悪に挑む姿は絶妙なフレイバーを醸し出す。男子ならば問答無用で燃えるはず!
■『デモリションマン』(1993年)
冷凍刑務所に送られ、2032年の未来に目覚めた刑事スパルタンと凶悪犯フェニックスによるタイムトラベル捕物帖だ。とにかくウェズリー・スナイプス演じるフェニックス(金髪パンチに赤シャツ!)とのバトルシーンが最高。なんかもう、ずっと取っ組み合いしててほしいくらいグッとくる組み合わせである。
■『バレット』(2013年)
本作は40年間裏社会で生きて来た殺し屋・スライが唯一心を許していた相棒を殺され、復讐に燃える無骨な男を演じる。復讐バトル相手には新コナン・ザ・グレートでおなじみ北村一輝似のジェイソン・モモア。かなりゴツい2人の肉弾戦は男汁100パーセントで男子は必修科目だ。しかも監督はウォルター・ヒル御大!刺青<TATOO>を入れたスライの背中に男達は涙する。
さてシュワも同じく、傑作『ターミネーター』シリーズ以外に目を向けてみよう。
■『コマンドー』(1985年)
『ターミネーター』(1984年~)の他に選ぶとしたら、あえて『プレデター』(1987年)や『トータル・リコール』(1990年)ではなく『コマンドー』を挙げたい。ストーリーはズバリ、娘を拉致られたシュワが怒って全員ぶっ殺す、それだけ! 素晴らしい!!
■『バトルランナー』(1987年)
時は近未来、無実の罪を着せられた刑事(シュワ)が"凶悪犯と正義の戦士との戦い"を謳うテレビ番組「ランニングマン」に無理矢理参加させられる。今風に分かりやすく言えば、筋肉だらけの『ハンガーゲーム』といったところか。深夜放送で偶然観てしまい本気で怖かった...という男児が続出したダークな雰囲気が最高だ。
■『トゥルーライズ』(1994年)
『ターミネーター』シリーズのジェームズ・キャメロンと再びタッグを組んだ、制作費120億円の超大作。平凡なセールスマン(実はCIAのスゴ腕スパイ)にマンネリ気味の妻に対し、サプライズを仕掛けたところテロリストの陰謀に巻き込まれてしまい...というドタバタ・サスペンスアクション、かつコメディでもあるバカ盛りな1本だ。とにかくド派手なシュワ映画をサクッと観たい! という人にオススメ。
『大脱出』は、「一度入れば二度と出られない」と世界中の重犯罪者たちから恐れられる巨大なタンカー船の監獄に、世界屈指のセキュリティ・コンサルタント(つまり脱獄のプロ)、ブレスリン(シルベスター・スタローン)が何者かに拉致され投獄される。絶対攻略不可能なこの監獄の脱出計画を練り始める彼の前に立ちはだかる囚人たちのボス、ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は敵か味方か? はたしてブレスリンは脱出できるのか...!?
最強のアクション・スター2人のダブル主演で贈るスリリング・アクション超大作が、ついにその全貌を現す!
『大脱出』は1月10日(金)TOHOシネマズ日劇他ロードショー
【参照リンク】
・映画『大脱出』公式サイト
http://dassyutsu.gaga.ne.jp/
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