スポーツのビッグイベントが目白押しな2014年、一躍大スターになる可能性のある15歳のプロ選手がいるのをご存知だろうか? その名前は、平野歩夢(あゆむ)。スノーボード・ハーフパイプの選手だ。
4歳の頃にスノーボードを始めた平野は、小学4年生の時にBURTONとプロ契約。それからほどなくして日本国内のジュニア大会では向かうところ敵なしとなり、国際大会へと舞台を移した2011年・2012年には「BURTON US OPEN」のジュニアジャム(12歳以下の部門)で連覇を果たし、世界中から注目される存在になった。
そして、2012-2013シーズンには、「フロントサイドダブルコーク1080」という大技を習得し、初戦の「BURTON HIGH FIVES 2012」でいきなりの優勝。2013年1月の「WINTER X GAMES 2013」と2月の「BURTON US OPEN」でもともに2位という好成績をおさめ、ワールドスノーボードツアー・ハーフパイプ年間ランキングにて、史上最年少でツアーチャンピオンに輝いた。
さらに、2013年8月にナショナルチームメンバーに抜擢されると、わずか3週間後に行われた2013年のワールドカップ初戦において、初出場にして初優勝という快挙を達成。まだ15歳という年齢でありながら数々の実績を残しているということで、2大会連続のオリンピック金メダリストであるショーン・ホワイトを超える逸材として注目を浴びており、いまスノーボード界で最も輝いている存在なのだ。
そんな平野には、2014年2月に開幕するソチ五輪出場とメダル獲得への期待が寄せられており、自身もそれらの目標に向けて気合十分のよう。YouTubeで12月19日より公開されている平野の公式プロフィールムービー「THE STORY OF AYUMU HIRANO」からは、"夢"であるオリンピックでのメダル獲得に向けて激しい練習に取り組む平野のそんな気合いが、これでもかと伝わってくる。
このムービーは、所属するBURTONが制作したもの。これまでの平野の成長の軌跡を、まだ彼のあどけない少年の素顔が残るインタビュー映像も交えながら紹介しており、世界のトップライダーを凌駕するほどの高く美しいパイプライディングの映像も多数収録。早いボトムランから一気に飛び上がる姿は、圧巻の一言だ。
そして、兄弟やライバル選手のインタビューも入っており、2010年のバンクーバー五輪に同種目で出場した國母和宏も、「あいつだったら日本人で世界のトップ獲れると思うし、おれが獲ってきたタイトルよりも全然上いくと思う」と手放しで称賛している。
2014年、日本中を騒がす存在になる可能性十分な平野。そんな彼の魅力を先取りし、応援するためにも、この動画で平野歩夢のこれまでの"あゆみ"を追ってみてはいかがだろうか。
【参照リンク】
・[公式] 平野歩夢 THE STORY OF AYUMU HIRANO
https://www.youtube.com/watch?v=etbcBOvb4gY&feature=youtu.be
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