12月4日に放送されたフジテレビ系の音楽特別番組『FNS歌謡祭』。毎年豪華な出演者や意外なアーティスト同士のコラボレーションで話題を集める同番組だが、今年は小室哲哉と華原朋美が15年ぶりに共演したことが最も大きなトピックになったといって間違いないだろう。
この歴史的な共演の後に文字通り空気を"ぶち壊して"登場し、AKB48とのコラボを披露した三谷幸喜のこともネット上では大きな話題となっているようだが、AOLニュース編集部では独自の視点で今年の『FNS歌謡祭』のトピックベスト10を選出してみた。ランキングは以下の通りである。(少々主観的な部分もあるかもしれないが、どうか目をつむっていただきたい...)
【10位】織田哲郎、ガチンコの竹原慎二に似すぎて邪念浮かばせる
今回の放送では、日本屈指の作曲家でありシンガーの織田哲郎が様々な場面で登場していた。疑いようもなく、音楽的才能にあふれる織田。しかし、ボクシング元世界王者で「ガチンコファイトクラブ」でもお馴染みの竹原慎二に似すぎていることで、どうしても「じゃあの」と言うのではないかという邪念が浮かんでしまうのであった。
【9位】まゆゆ、制服姿がかわいすぎてご本人の斉藤由貴を食う
80年代アイドルの斉藤由貴と名曲『卒業』を歌ったAKB48の"まゆゆ"こと渡辺麻友。同曲のテーマに合わせ、まゆゆはグレーのセーラー服を着て登場したのだが、その姿はまるで天使。改めて正統派アイドルとしての潜在能力を見せつけていた。
【8位】TOKIO城島茂、必死すぎる顔でサビ前のオイシイところを歌う
代表曲『AMBITIOUS JAPAN!』を披露したTOKIO。サビ直前の「I get a true love」というコーラスは城島リーダーの担当になっているが、今回は力が入り過ぎたのか、すっぱいものを食べた直後のような必死な顔で歌う結果となった。
【7位】滝クリ、竹内まりやを「たけのうちまりや」と噛む
今回披露された数々のコラボの中で、1、2を争う素晴らしいパフォーマンスとなっていたmiwaと薬師丸ひろ子のコラボ。2人が歌ったのは竹内(たけうち)まりやの名曲『元気を出して』。同曲の紹介の際、司会の滝川クリステルは、「たけのうちまりやさん作詞作曲の」と言ってしまったのである。「おもてなし」効果で、5文字のほうがしっくりいったのかもしれない。
【6位】ももクロ有安杏果、EXILEの歌で一際はしゃぐ
EXILEが披露した代表曲『Rising Sun』の最後。有安は、笑顔でとにかくはしゃいでいたのである。実は、有安はEXILEのダンススクール「EXPG」の出身で、EXILEのライブに出演したこともある。ももクロの一員として大人気となった今でも、EXILEを変わらず大好きであることが伺えるほのぼのとした場面であった。
【5位】たかみな、豪快にスベる
アルフィーの高見沢俊彦とコラボして『ハート・エレキ』を披露したAKB48。高橋みなみは1人だけ、高見沢と同じ衣装を着用しギターを持って登場したのである。残念ながら、スベっていた...。さらに、画面左上に出る「たかみな沢さん」というテロップが、番組オフィシャルでスベっている感を出してしまうという結果をもたらしていた。
【4位】郷ひろみ、「天丼」ギャグで滝クリをいじる
番組途中、滝川クリステルがマイクを忘れるというハプニングが起きたことが話題となっているが、SMAPの中居正広は番組終盤、マイクなしの状態で喋った後に「あ、マイク忘れてました」と滝川のミスに被せるボケを見せた。そしてその数分後、郷ひろみが全く同じボケをしたのである。"天丼"をかますとは、さすがの一言だ。
【3位】キムタク、歌詞をアレンジした結果、「今夜の祭りは気持ちがいいもんだ」という意味不明な歌詞を歌う
今回の番組は、SMAPが代表曲『SHAKE』を歌ってスタートした。曲の終盤には、「吹き抜けてく風 気持ちがいいもんだ」という木村拓哉パートの有名な歌詞があるが、木村はまず、「吹き抜けてく風」を「今夜の祭りは」と変えて歌った。その後どんな変更歌詞がくるのかと期待していると、「気持ちがいいもんだ」と通常通りの歌詞を歌ったのである。オープニングから意表を突く木村。こちらも、さすがの一言だ。
【2位】和田アキ子、最近のアップテンポな曲だとコミカルな歌い方になることが判明
番組序盤にスキマスイッチの『全力少年』を歌った日本R&B界の女帝・和田アキ子。スキマスイッチ本人とナオト・インティライミとのコラボで披露され、和田は「積み上げたものぶっ壊して~」というサビの部分を歌ったのだが、昭和的な強いビブラートとテンポ感のせいか、どうにもコミカルに聞こえてしまったのである。曲が終わった後の「イエーイ」というノリも昭和的であった。
【1位】なぜか1人だけ、モノマネ番組の本人登場演出風に出てきた欧陽菲菲
NMB48と名曲『雨の御堂筋』をコラボした欧陽菲菲。NMBメンバーたちが楽器を生演奏する見どころ一杯なパフォーマンスとなっていたが、欧陽菲菲はなぜか、曲の途中で後ろから登場したのである。今回の放送において、そのような登場の仕方をした出演者は他にいない。途中から歌う場合でも、最初からステージに立って体を揺らしているのが普通だった。なぜ、欧陽菲菲だけ...。モノマネされているわけでもないのに...。実に不思議な演出となっていた。
番組を観た人にとっては、いくつか共感していただけるポイントもあったのではないだろうか? このように、『FNS歌謡祭』は曲以外にも注視するべき点がたくさんあるのだ。独自路線を進む音楽番組として、今後も末永く我々視聴者を楽しませてほしい限りである。
【参照リンク】
・2013 FNS歌謡祭 - フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/FNS/index.html
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