ロシアの警察官といえば、ちょっと...どころではなく"かなりコワい"イメージを抱きがちだが、実は最新ヒット曲をノリノリで歌うなど、かなりユルいところもあるようで...。
そんな彼らが最近披露したのは、あのダフト・パンクがファレル・ウィリアムスとナイル・ロジャースをフィーチャーした「Get Lucky」。今年4月にリリースされ、世界各国のチャートで軒並み1位を獲得した大ヒットナンバーだ。
そして歌っているのは街で活躍する警官...ではなく、警察機関であるロシア内務省の合唱団だろう。ゴツい制服姿はなかなか威圧的なので、楽曲とのアンバランスさが異様な空気を放っている。
【動画】ドヤ顔でノリノリ! ロシアの警官たちが歌う「Get Lucky」
なんだか元曲を超越した不思議な魅力を醸し出しはじめているこの動画を見た人々は、
「ロシアの警官が歌う『Get Lucky』...ヘンな感じだ」
「スゲーなおい」
「"ロシアより愛を込めて"ってか」
「仏教の坊さんがホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』を歌う姿なんて想像できるか? 自分の国の言葉で外国人が歌うと違和感あるよな」
「僕はブラジル人で、ロシアの人たちが大好き! 彼らはブラジル人に似たところがあると思う。それはユーモアのセンスさ! 楽しみ方もわかってるし、真剣にならなくちゃいけない時があるのもわかってる」
「ありがとう! いつかブラジルに行ってみたいな」(ロシア人らしき視聴者)
「ジャマイカの警察も、同じことやってくれないかな~」
「じゃあ、ロシアに来て特訓してよ!」
と、感想だけでなくいつのまにか関係ない方向で盛り上がったりしている様子。
しかし、お偉方らしき人々の表情が硬いのを見ると、よく実現したものだな...とも思える「Get Lucky」の大合唱。どうやら11月10日に行なわれたクレムリンでのコンサートに向けて準備されたもののようだ。
ちなみに、英音楽サイト<gigwise>の記事は「こんなことをやるよりも自分たちの本業に戻り、行方不明とされているプッシー・ライオットのメンバー、ナジェージダ・トロコンニコワさんを探すべきでは」と皮肉っぽく締めくくっている。まあ、それくらい言われても仕方ないわな!
【おまけ】意外と映画のイメージにピッタリ!? ロシア陸軍合唱団によるアデルの「Skyfall」
【参照リンク】
・Russian police - Get lucky - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P08B_lBUL0E
・Watch: Russian Police perform cover of Daft Punk's 'Get Lucky' | Gigwise
http://www.gigwise.com/news/85894/watch-russian-police-perform-cover-of-daft-punks-get-lucky
・Russian Army Choir - Skyfall (Adele Cover) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-F832ZZNRV0
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