千葉ロッテマリーンズは22日、公式サイトで、神戸拓光外野手(28)に対する調査結果および処分を発表した。これは神戸拓光外野手のTwitterアカウントから、三鷹市の女子高生殺人事件の被害者を中傷するかのような内容がツイートされ、問題になっていたもの。
しかしこの調査結果が、ネット上では失笑を呼んでいる。
(画像:千葉ロッテマリーンズ オフィシャルサイト)
球団の公式サイトが取締役社長・中村家國氏名義で発表した「神戸拓光選手の不適切な行為に関しての調査結果および処分について」によると
「弊球団所属の神戸拓光が、10月10日(木)付のTwitterに不適切なコメントを掲載した行為について、球団において調査しましたところ、当該コメントは神戸が委託したTwitter管理人が、本人に内容を報告せずに独自の判断で作成および掲載したものであり、掲載時において神戸はこれを認知していなかったことが確認されました」
とのこと。これに対しtwitter上では
「これ全然信用できない言い訳なんやけど...」
「火に油を注いでるわ」
「委託したTwitter管理人に書かせていたという言い訳は斬新だけど、誰も信じないよね」
「すげー言い訳wこれは不誠実で逆にポイント下げるパターンやん」
「こんなミエミエのウソをつくんだ」
「んー、まだアカウント乗っ取られたとかの方が説得力あるよう」
「よけいに火消し失敗してる好事例といえる。なんだそりゃ」
と、なんとも苦しい釈明に、呆れた声が多数。また、突然明らかにされた「Twitter管理人」がいるということに驚いた人も多いようで、
「本人でなく代理人がツイートしてたの?」
「別の管理者がいたことにビックリした...」
「おい!Twitterのアカウントが本人じゃない事もなかなか問題だぞ!!」
「何なのTwitter管理人って。管理人が本人のコメントっぽくああいう事勝手に書くわけ?」
「それよりも今までのツイートがゴーストなことにショックな人多いかも」
と動揺を隠せないようだ。
もちろん、芸能人Twitterアカウントなどでは、スタッフが更新することはある。しかしその際には、あくまでも「スタッフより」など、ツイート本文に"本人ではない"ことを明記するのが通例だ。
苦しい釈明に加え、「Twitter管理人」という存在に騒動の責任を押し付けた格好に、球団としてモラルを問う声も上がっており、
「この初めて名前を聞いた選手でなく、千葉ロッテマリーンズの見識が問われるよなあ」
「真実か否かは知らんが、マリーンズに対する印象は格段に悪くなった」
とイメージダウンという声も。
神戸拓光外野手に対しては「間違いなく『言い訳野郎』ってずっと言われ続ける」と辛辣な批判が上がるなか、公式サイトでは
「神戸自身がこの管理人にTwitterの管理を委託している以上、掲載されたコメントについての責任を免れるものではありません」
としたうえで、処遇については
「今回発生した問題の重大性に鑑み、神戸については、宮崎フェニックス・リーグへの出場を停止し、本年10月31日(木)まで自宅謹慎することを申し付けました」
としている。
事件の関係者を傷つけただけではなく、ファンを失望させ、球団のイメージを落とした今回の騒動。選手および球団は、人々に夢と感動を与えるスポーツに携わる者として、自覚を持った発言や行動をしてもらいたいものだ。
【参照リンク】
・千葉ロッテマリーンズ 神戸拓光選手の不適切な行為に関しての調査結果および処分について
http://www.marines.co.jp/news/detail/12409.html
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