アフリカ南東部・マラウイから2人の子供を引き取って養子として育てているマドンナ。以前、彼女のチャリティー団体「Raising Malawi」が同国内に新たな学校施設を設立したとのニュースが報じられていたが、マラウイの教育省がこの報道が事実でないことを明らかにした。
Raising Malawiはマラウイ国内に小学校10校を設立し、4,800人以上の生徒を迎え入れるため、学校設立のNPO団体buildOnと組んで活動したと伝えられており、2012年12月に全ての建設が終わった段階でマドンナ本人がRaising Malawiのホームページ上に以下の声明を発表していた。
「マラウイの子供たちの教育を助けるためにbuildOnと行った共同作業が結実したことを非常に嬉しく思っています。これによってマラウイ国内の4,800人以上の子供たちが来年から学校へ通うことになりますが、これはマラウイの成長、そして生徒たちの成長にとって大きな一歩となるでしょう」
しかし、マラウイの文部大臣ユニース・カザンベは英国の<The Independent>に対し、マドンナが新学校設立の事実について間違った発表をしていることを指摘した。「Raising Malawiが建設したと伝えている学校は既存の学校です。彼らが実際に建設したのは教室10部屋分であり、学校そのものではありません。この違いを理解しておくべきでしょう」
どちらにせよ、確かにマドンナの行ったことは素晴らしい活動だが、発表に際して少々話しを大きくし過ぎてしまった、ということなのだろうか...。
マドンナがマラウイ政府側と揉めるのは今回が初めてではない。2010年にマドンナはマラウイ国内に1,500万ドル(約13億5,000万円)のエリート女学校の建設を計画したが、企画スタッフの管理の怠慢が問われ建設が中止となっている他、彼女の2人の養子縁組も様々な論争を巻き起こしている。
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