レディ・ガガが、ロシア首相に対し、感謝の言葉をツイッターに投稿したと<AP>の報道は伝えている。
ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、同性愛に関する情報を宣伝することを禁ずる法律(「同性愛プロパガンダ」法と呼ばれる)に対して反対の姿勢を取っており、以前から同性愛者やマイノリティの人々を擁護する運動をしていたガガにとって、彼のスタンスは非常に感心できるものであったようだ。先日テレビ番組のインタビューで、法律の是非について聞かれたメドヴェージェフ大統領は「人間関係の全てを法で規制することはできない」と語っていた。「同性愛プロパガンダ」法に違反したとして罰金が課されるという事件があった都市サンクトペテルブルクをツアーで訪れたガガであったが、首相の同性愛に対する意見を知り、彼に対して「首相の党が主張する "アンチ・ゲイ" の法律に支持しないでいてくれた」ことに対する感謝の言葉をツイートしている。
ロシアでは1993年から同性愛は認められているにも関らず、いまだに同性愛に対する強い嫌悪感を露にする人や活動家が多く存在している。
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