まだ3歳ながら、シャーロット王女はすでにキャサリン妃からファッショニスタの資質をしっかり受け継いでいるようだ。
ウィリアム王子は英リバプールで6月19日、シャーロット王女の名前が刺しゅうされたピンク色のカバンを贈られた際、娘が洋服に「執着」していることを明かした。
「シャーロットは夢中になるだろうね。絶対離さないよ」とウィリアム王子は笑う。ちなみに贈り主からは、ジョージ王子用の黒のカバンとルイ王子用の茶色のカバンも贈呈されている。
シャーロット王女のピンク好きと小物好きは、6月10日にポロのチャリティー試合を観戦した際に身に着けていた可愛らしいピンクのドレスとサングラスを見ても明らかだろう。
母キャサリン妃は我が子にお下がりを着せるのを好むことが知られているが、特に公式の王室行事の際にはシャーロット王女と自分の服装のカラーコーディネートを頻繁に披露している。
ファッション専門家のサイモン・グレイジン氏は英紙『The Daily Mail』に、「親子でコーディネートするのがはやりですが、成功させるには巧みな腕が必要です。その点、キャサリン妃のスタイリスト、ナターシャ・アーチャー氏は2人を見事にスタイリングしています」と説明。キャサリン妃とシャーロット王女の身に着けた洋服は、値段にかかわらずオンラインで毎回のように完売している状態だ。
この「シャーロット王女効果」のおかげで、英王室一家や英国の観光産業に対する世間の評判やメディアの注目は大いに高まっている。わずか3歳にして経済価値約43億ドル(約4,757億円)と見積もられているシャーロット王女について、英ブランド・ファイナンスのデビッド・ヘイCEOは米『Business Insider』に、「身に着けている洋服や遊んでいる玩具のブランドに好影響を与えています」と明かしている。
キャサリン妃、ジョージ王子、そしてルイ王子さえも同様の経済効果をもたらしているが、シャーロット王女の英国経済に対する影響力は兄ジョージ王子をはるかに上回るという。
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