グウィネス・パルトロウは、ハーヴェイ・ワインスタインからセクハラを受け、当時交際していたブラッド・ピットに守ってもらったエピソードを打ち明けた。


パルトロウは先日、人気ラジオ番組『ハワード・スターン・ショー』に出演し、去年『ニューヨーク・タイムズ』誌で告白したワインスタインのセクハラ行為について詳しく説明した。

「突然の出来事だった」。パルトロウは、ワインスタインが以前所有していた製作会社ミラマックスの『Emma エマ』の出演契約にサインをした直後、ワインスタインからホテルの一室に連れ込まれた時の事をこう振り返った。「とんだ不意打ちだった」

当初パルトロウはワインスタインを「父親のような存在」だと思っていた。しかし、ワインスタインは突然、2人きりのホテルでマッサージするよう要求してきたという。

「全てに身が震えたわ」。パルトロウはスターンにこう明かした。「2つの映画で彼と契約したから不安だった」

パルトロウは、この出来事を当時彼氏だったピットにすぐさま報告した。そして後日、2人はブロードウェイの舞台『ハムレット』の劇場でワインスタインと遭遇。パルトロウによれば、そこでピットはワインスタインに対して彼女に同じ事をしないように警告したという。「『もしまた彼女に不快な思いをさせたら殺すからな』みたいな事を言ってくれたの。あれは良かった」

「まだ私に名声や力がなかった時に、ブラッドは自分の名声や力を使ってわざわざ私を守ってくれた。本当に素晴らしかった」とパルトロウは語る。「彼は最高」

ピットは、ワインスタインとこのような口論があった事を以前認めていたが、その詳細についてはこれまで明かされていなかった。パルトロウは、1994年からピットと交際を始め1996年11月には婚約するが、1997年に破局した。

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