米ディズニーが1992年に公開されたアニメーション映画『アラジン』の実写版を制作すると発表したとき、果たして、故ロビン・ウィリアムズによるランプの魔人、ジーニーの存在感を出せるのか、という疑問が上がった。


しかし、実写版を支えているクリエイティブチームは、ジーニーがとても有能な人物の手に委ねられたと満足しているようだ。米ディズニーの重役キャサリン・タフトは、米ラスベガスで行われたシネマコンのステージで、様々な役柄を演じて来たウィル・スミスが、ジーニーを自分なりの解釈で演じ切ったことを明かしている。

「誰もロビン・ウィリアムズのあの演技を再現することはできないし、してほしくないわ。ただ、(ウィル・スミスのジーニーは)テレビシリーズ『ベルエアのフレッシュ・プリンス』と映画『最後の恋のはじめ方』の要素を少しずつ持ち合わせ、さらに偉そうな態度をしているとだけ言っておきましょう」。タフトが言うように、ロビン・ウィリアムズのジーニーを真似すべきではない。

シネマコンで限定公開された映像によれば、ジーニーは新しく生まれ変わったようだ。米エンターテインメント・ウィークリー誌が伝えるところによると、ウィル・スミスは装飾された青いローブを着て、ジーニーを象徴する重力に逆らったポニーテールを頭に付けていたという。

実写版『アラジン』は2019年5月24日に全米公開予定だ。

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