4月27日に公開されたばかりの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が、早速様々な記録を塗り替えている。興行成績は27日から29日までの間だけですでに2億5,820万ドル(約283億円)を突破。先週末だけでいかに多くの記録が達成されたのかを以下に挙げていこう。
米国でのオープニング興行成績が最大
『インフィニティ・ウォー』は現在、2億5,818万4,000ドル(約283億円)と、米国内で史上最大のオープニング興行成績を記録している。ちなみに、これまでの記録は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、2億4,796万6,675ドル(約272億円)だった。この記録が破られる日は果たして来るのだろうか?
北米での金曜、土曜、日曜の興行成績が最大
『インフィニティ・ウォー』は27日から29日までのどの日でも、国内の様々な新記録を樹立している。木曜夜の興行成績では『ジュラシック・ワールド』に及ばなかったが、金曜のみの数字(つまり、木曜夜は除く)では、『インフィニティ・ウォー』が『ジュラシック・ワールド』を上回った。
土曜は8,300万ドル(約91億円)で『ジュラシック・ワールド』を余裕で上回り、日曜は6,900万ドル(約75億円)で『ブラック・パンサー』と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回っている。
各国でのオープニング興行成績が最大
『インフィニティ・ウォー』は世界各国でも大ヒットしている。まだ公開されていないロシアや中国でも、既に大人気だ。公開後初の週末の全世界興行成績は6億4,000万ドル(約702億円)に達し、これは2017年の『ワイルド・スピードICE BREAK』より約1億ドル上回る。
また、メキシコ、韓国、ブラジル、マレーシア、タイなどの多くの国でも、公開後の初の週末としては最大の興行成績を記録している。
スーパーヒーロー映画としてオープニング興行成績が最大
『インフィニティ・ウォー』は米国、全世界共に、スーパーヒーロー映画としても公開後の週末として最大の興行成績を記録。これまでにこの記録を保持していたのは、米国内ではシリーズ1作目の『アベンジャーズ』、全世界では『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』だった。
4月公開作品の興行成績が最大
冬から春にかけてはヒット作が生まれないという神話を『ブラック・パンサー』が打ち破りそうなところに、『インフィニティ・ウォー』が拍車をかけた。『インフィニティ・ウォー』は『ワイルド・スピード SKY MISSION』を破り、4月公開作では公開後初の週末として最大の興行成績を記録している。
これらの数字は驚異的だが、マーベル・スタジオは少なくとも2025年にかけて、さらなるスーパーヒーロー映画の公開を予定している。こうした作品が現在の記録をさらに上回るチャンスは十分にあるだろう。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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