テクノロジーの発達によって私たちの生活に非常に役に立つツールが数々と生まれて来たが、そんなツールも時として爆笑もののミスをやらかしてくれる。
「Googleフォト」には、同じ場所で撮った複数の写真をつなぎ合わせて自動でパノラマ画像を作ってくれる機能があるのだが、これが奇跡的なおもしろ画像を生み出したと話題を呼んでいる。
上の画像は、米掲示板サイトRedditユーザーのMelltsDarkerさんが、カナダのアルバータ州にあるスキーリゾート、レイク・ルイーズで撮影した複数の写真を、「Googleフォト」が自動で合成したもの。本来であれば、絵に描いたような美しい白銀の世界のパノラマ画像を期待する所だ。しかし、実際に出来上がったのは、米サウスダコタ州ラシュモア山にある巨大な大統領像のカナダ版と言わんばかりの写真だった。
Redditの別のユーザー、NahAnywayさんがこの摩訶不思議な不具合について、もっともらしい解説をしているのでご紹介しよう。
「多分こういう事じゃないかな。まず人物の頭の左側にある木に注目すると、切り取られた木のてっぺんが、木の上に乗っかっているよね。個々の写真の背景は全く同じ真っ青な空。それで、Google(フォト)は、実際には人物のかなり後方にある木を、人物の顔に対しての大きさの基準にしてしまったのかと。もともと手前の木の上の方も、この切り取られた木とかなり似た枝をしていたんじゃないかな。だから、この2枚の写真をそこでつなげて合成してしまった、ということかと思う」
さすがのGoogleも、こんなつもりはなかったに違いない。ただ、この画像が大勢の人たちに笑顔を与えてくれたことは確かだろう。
以前ご紹介した、「ワイド自撮り」に失敗して撮れたおもしろ写真はこちらをどうぞ。
I took a few shots at Lake Louise today and Google offered me this panorama:「今日レイク・ルイーズで数枚写真を撮ったら、Googleがこんなパノラマ画像を提供してきた」
■参照リンク
https://www.reddit.com/
http://www.aol.com/
■関連ビデオ
(ID:2555252)
オディロン・ルドンかな?