チャニング・テイタムが、セクハラ騒動の渦中にいるハーヴェイ・ワインスタインとワインスタイン・カンパニーとの関係を解消すると公表した。
大物プロデューサーのワインスタインから性的暴行や嫌がらせを受けたとして多数の女性が声を上げており、業界の男性陣もそんな彼女たちを支援し始めた。チャニング・テイタムもその1人で、彼が監督を務める予定だった制作会社ワインスタイン・カンパニーと企画中の映画製作を取りやめると発表した。企画中だったのは、マシュー・クイックのライトノベル小説『Forgive Me, Leonard Peacock』(原題)の映画化だ。性暴力の被害を受けた10代の少年を描いた作品である。
テイタムと、製作パートナーのリード・カロリンは合同で次の声明を出した。「勇気を持って立ち上がり、ハーヴェイ・ワインスタインについての真実を語った勇敢な女性たちこそ、僕たちのヒーローです」、「彼女たちは、重い石を持ち上げ、私たちが住むにふさわしい公平な世界を築き上げようとしています」
テイタムとカロリンはこう続けている。「これは、真に前向きな変革を起こすための絶好の機会で、胸を張って賛同できるものです。私たちのすばらしい仲間が始めたこの動きを最後までやり遂げ、私たちのクリエイティブな世界から暴力を排除しましょう」
加えてテイタムは、今後一切ワインスタイン・カンパニーと仕事をしないと述べた。ハーヴェイは会社を解雇されており、取締役会からも退任している。彼は同意のない性交渉ではなかったとして、申し立てを頑なに否定していて、現在はリハビリ施設へ入所している。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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