『悪魔のいけにえ』の舞台として使われた家はテキサスでいまカフェとして賑わっているようだ。
『悪魔のいけにえ』を1974年のオリジナル版で見たことのある人なら、あのレザーフェイスの悪夢に今でも幾度となくうなされることがあるのではないだろうか? そう、テキサスの人里離れた土地で、チェーンソーを振りかざして、若者たちを恐怖のどん底に陥れる、あの巨漢の食人鬼だ。
2003年のリメイク作品も相当な恐さだったが、やはりオリジナル作品の舞台となったあの古ぼけた家の気味の悪さは、忘れる事は出来ない。レザーフェイスとその一家が住んでいたあの家である。
この家に足を踏み入れるなど、誰もがひるんでしまうだろう。大抵の人はまず断るはずだ。しかし、ホラーファンと根っからの映画好きにとって、この"お宅訪問"は現実のものになっているのだ。食事代を払えれば、の話だが。
「ザ・ビクトリアン・ハウス」という名前のこの家は、テキサス州ウィリアムソン郡で1909年に建てられ1974年に映画で使用された。1998年には、同州ラウンド・ロックのThe Antlers Innというホテルの敷地内に移築されて、現在では同ホテルのカフェとして営業しているのだ。
内部の作りはカフェ開業前にすべて取り壊されて改装が施されているが、心配は無用だ。あの作品を象徴する室内装飾や色づかいなど、身の毛もよだつお馴染みのインテリアはそのままだ。
小道具に絵画など映画で使われた内装品は室内の至る所に散りばめられており、テーブルについてから食べ終わるまで、気が気でない時間が続くことだろう。
家の様子は、映画ファンによる以下の投稿でどうぞ。26日に亡くなったトビー・フーパー監督を偲んで、ぜひ訪れてみたいものだ。
「今朝はオリジナルの『悪魔のいけにえ』の家で朝食」Knoxville Horror Film Festさん(@knoxhorrorfest)がシェアした投稿 - 2016 6月 26 10:30午前 PDT
「『悪魔のいけにえ』を撮影した家でランチを食べた」bojistoneさん(@bojistone)がシェアした投稿 - 2017 3月 18 10:51午後 PDT
「朝ごはん!」
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