アメコミの忠実なファンならば、ベン・アフレックが語った、『ジャスティス・リーグ』で演じる自身の役柄についてのこのコメントは朗報となっただろう。
『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』では移り気でむっつりしたバットマンだったが、アフレックによると、新作では誰もが良く知る姿で描かれると言う。彼が『Entertainment Weekly』に対して新作について打ち明けてくれたところによれば、バットマンはヒーローに戻るという。
アフレックは、新作のバットマンが「従来の姿により近いバットマン」になっていると語り、次のように続けた。「バットマンはヒーローなんだ。自分のやり方を貫きつつも、人々を救い出し、助けようとする」
アフレックは、『バットマンvsスーパーマン』が"伝統的なバットマン"からの離脱だと認めている。実はバットマンは、スーパーマン(ヘンリー・カビル)とゾッド将軍(マイケル・シャノン)の戦いで同僚が犠牲となり、怒りに満ちていたのだ。新作では、その怒りを過去のものとして封印し、前に進んだようである。
「このバットマンは、アメコミのページを開くと出てくるバットマンに近いんだ」
怒りが鎮まったことにより、バットマンは『ジャスティス・リーグ』でより活躍できそうである。なにしろ新作では他の"超人"と協力して世界を救うことになるのだ。その仲間にはワンダー・ウーマン(ガル・ギャドット)、フラッシュ(エズラ・ミラー)、サイボーグ(レイ・フィッシャー)、そしてアクアマン(ジェイソン・モモア)という顔ぶれが揃う。
アフレックは「バットマンはこの作品で、手を尽くして同志を見つけ、協力してやり遂げようと説得するんだ」と自身の役柄について語っている。「このチームがひとつになるかどうかが新作のストーリーの一部にもなっている」
『バットマンvsスーパーマン』は興行成績は優秀だったが、作品の評価は今一つに留まった。『ジャスティス・リーグ』でバットマンが我々にも馴染みのあるキャラに近づいたのがどう影響するのかも見どころになりそうだ。『ジャスティス・リーグ』は、11月23日に日本で公開予定。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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