ディズニーのヒットアニメ『アナと雪の女王』の待望のブロードウェイ公演が近づく中、ミュージカル版の主要キャストが衣装を身にまとった姿が初公開された。
エンタメ系情報メディア『Entertainment Weekly』が掲載した画像には、このミュージカルで主要な役回りを演じる、左からハンス王子(ジョン・リドル)、エルサ(ケイシー・レヴィ)、アナ(パティ・ミューリン)、クリストフ(ジェラニ・アラディン)の4人が豪華に着飾って写っている。アニメで見た時と同じくらい、現実のキャラクターも神秘的な印象だ。
その細部への配慮こそこのミュージカルの特徴の1つであると、演出を務めるマイケル・グランデージは『Entertainment Weekly』に語っている。彼によれば、制作チームは『アナ雪』を映画から舞台へ移すために入念な作業を行っており、300着以上の衣装製作に加えて、複数の新曲を書き下ろし、グランデージが言うところの「極めて感情的な旅」により多くの時間を当てられるようストーリーラインをかなり肉付けしたという。
ミュージカル化にあたって工夫しなければならなかったのは、人間以外のキャラクターであるオラフとスヴェンをどう表現するかであった。その分野に関しては幸い、ディズニーは『ライオン・キング』と『美女と野獣』のブロードウェイミュージカル化ですでに経験があり、類似の手法、つまり人形と俳優の組み合わせ、を採用することで、それらの愛されキャラを舞台上に再現できるだろう。
最終的に、『アナ雪』ファンは、すでに知っている大好きな作品に似ていながらも全く独特で刺激的な実演を舞台上に見ることになると、グランデージは『Entertainment Weekly』に話している。
「『アナと雪の女王』のような作品を舞台化する際には、至急の課題がいくつかある。だが、この物語での"重大事"についてはいずれも、観客にとって新しいものとなる解決策が少なくとも1つは見つかっている」とのことだ。
どのような作品が見られるのか大変楽しみである。ミュージカル版『アナと雪の女王』は、8月17日からデンバーでトライアウト公演が始まっており、2018年2月にブロードウェイで開幕する予定だ。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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