ディズニーの『美女と野獣』実写版は、現在世界中で大ヒット上映中(日本では4月21日公開)だが、その興行収入の一部はエマ・ワトソンのもとに行くことになる。
ワトソンがこの作品でベルを演じた出演料は「わずか」200万ドル(約2.2億円)ほどだとされているが、エンタメ系情報サイト『The Hollywood Reporter』(THR) によると、26歳になるワトソンは、興行収入の配当を受け取る契約になっており、合計で少なくとも1,500万ドル(約16.6億円)を手にするという。
これは『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』での出演料が1,500万ドルで、このままいけば、2015年から2年連続で「最も稼いだ女優」となっているジェニファー・ローレンスを上回ることになると『Daily Beast』は伝えている。
ワトソンは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』に出演して、「2009年に最も稼いだ女優」1位に輝き、同年の男優を含めた中でも14位となっていた。
英ロンドンの地元紙『Evening Standard』に広報・PR会社Anderson Group Public Relationsの創始者でセレブ担当のパブリシストであるライザ・アンダーソン氏が語った所によると「(エマ・ワトソンは)今最もビッグなスター」であるという。「エマはどんな役でもできるし、製作に回ることもできます。彼女はアメリカの、そして世界の恋人になりました。彼女は今、位置づけとしては最高の場所に居るわけで、ハリウッドが次から次へとエマにオファーを出しているはず。彼女は世界を手中にしたんです」
ワトソンはこのディズニー作品のリメイクに出演するために、エマ・ストーンがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『ラ・ラ・ランド』の出演を辞退したというのは有名な話だ。
英紙『Daily Mail』によると、ワトソンの資産総額は7000万ドル(約77.3億円)と言われており、その半分以上は「ハリー・ポッターシリーズ」から得たものだ。2010年の映画『ブリングリング』でタイトルの「キラキラしたやつら」の1人を演じていただけに、その資産は流石にまばゆいばかりである。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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