氷の世界に棲む可愛い動物、ペンギンは、このまま行くと絶滅の危機に瀕するかもしれない。そこで科学者は現在、衛星画像からペンギンの群れを観察している。彼らはその近くにある糞を数えることで群れに何羽のペンギンがいるのかを知るという。なんと、ペンギンの糞は宇宙からも見えるのだ。
ペンギンの群れは長期間、同じ場所で生活することが多いため、群れのいる場所はかなり汚れてしまう。特にペンギンたちが棲む真っ白な雪の世界では汚れが目立ちやすい。
しかし、この"茶色の落し物"は太陽の熱を吸収してくれるため、ペンギンたちにとっては役に立つものだ。太陽の熱は雪を溶かし、ペンギンたちからすみかを奪ってしまう。
研修者は宇宙からペンギンを観察しているので、糞(と、南極の凍えるような寒さ)に近づく必要はない。
彼らがペンギンたちを観察しているのは、環境が急激に変化し、ペンギンの個体数が激減しないようにするためだそうだ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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