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アカデミー賞授賞式直前!5つの見どころをご紹介

2017/02/28 12:00 投稿

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何が起こるか分からない今年のアカデミー賞授賞式で、確実に目にすると思われるのが、受賞者による政治的なスピーチだ。歌曲賞にノミネートされているリン・マニュエル・ミランダも、エンタメ系メディア『ハリウッド・リポーター』に対し、今週次のように語っている。「世の中、政治の話でもちきりだ。きっとアカデミー賞授賞式もあなたのツイッターやフェイスブックのフィードみたくなるだろうね。毎日朝から晩まで話題になってることを、(授賞式の)3時間だけスルーするなんてことがあるかい?」


スピーチをちゃんと聴くか聴かないかは人それぞれだろうが、それを差し置いても授賞式には観るべき理由がたくさんある。授賞式で紹介される2016年の作品から自分のお気に入りを探すのも楽しいし、ドレスアップしたスターたちの受賞の瞬間を見るのも良い。歴史的な瞬間が生まれる可能性もある。

それでは、現地時間2月26日(日本では2月27日)に開催される、第89回アカデミー賞授賞式の見所を5つご紹介しよう。

1. ジミー・キンメル

Best Picture Vominee Matt Damon #Oscars

Jimmy Kimmelさん(@jimmykimmel)がシェアした投稿 - 2017 2月 23 6:58午後 PST


授賞式の会場となるドルビーシアターにいる大御所たちも、家でテレビを見ている多くの視聴者も同じように笑わせられる司会者がいるとしたら、それがジミー・キンメルだ。そんな彼は、自ら司会を務める米ABCの深夜番組『ジミー・キンメル・ライブ!』で、かねてからマット・デイモンと愛のあるバトルを繰り広げている。宿敵キンメルが今年の授賞式の司会者に決まったことを聞いて、果たしてマット・デイモンはどう思っただろうか? そして、そのマット・デイモンがもしも最優秀作品賞を受賞したら、一体何が起こるだろう(マット・デイモンは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のプロデューサーに名を連ねている)。我々はハラハラしながら見守るとしよう。(上のインスタグラムの投稿は、マット・デイモンの席の張り紙に落書きをするジミー・キンメル)

2. 一流のプレゼンター

昨年受賞した俳優はプレゼンターとして出席することが通例となっている。つまりレオナルド・ディカプリオ、ブリー・ラーソン、アリシア・ヴィキャンデル、マーク・ライランスなどは今年も出席するということだ。

昨年だけでなく、これまでの受賞者や候補者も出席するので見逃せない。例えば、エイミー・アダムス、ハビエル・バルデム、ハル・ベリー、サミュエル・L・ジャクソン、フェリシティ・ジョーンズ、シャーリー・マクレーン、ヘイリー・スタインフェルド、エマ・ストーン、シャーリーズ・セロンなどだ。他にも、プレゼンテーターとしてリズ・アーメッド(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、ジャネール・モネイ(『Hidden Figures(原題)』)、ケイト・マッキノン(『ゴーストバスターズ』)、アクション俳優のクリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ドウェイン・ジョンソン、国際派スターのガエル・ガルシア・ベルナルにデヴィッド・オイェロウォと、そうそうたる顔ぶれだ。

3. 名曲の数々

キンメルが歌やダンスを披露することはないようだが(一安心)、ノミネートされている5曲は全て会場で披露されるという。ジャスティン・ティンバーレイクは、映画『トロールズ(原題)』の「Can't Stop the Feeling」をパフォーマンスする。そう、我々は、ジャスティン・ティンバーレイクがマーティン・スコセッシ監督と同数のオスカー像を手にする世界をもうすぐ目撃するかもしれないのだ。また、スティングも、ドキュメンタリー映画『ジム:ザ・ジェームズ・フォーリー・ストーリー(原題)』のために、「イスラム国」に殺害された米ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーについて書いた楽曲「The Empty Chair」を披露する。さらに、『モアナと伝説の海』でモアナの声を演じた、アウリー・クラバーリョは、「How Far I'll Go」を作曲したリン=マニュエル・ミランダとともに、同曲を演奏する予定だ。そして、『ラ・ラ・ランド』からは、「City of Stars」と「Audition(The Fools Who Dream)」の2曲がノミネートされており、同映画の共演者、ジョン・レジェンドがこの2曲をパフォーマンスする(これは主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが歌手にはそんなに向いてないということを忘れさせようといるのかもしれない)。

4. 『ラ・ラ・ランド』

同ミュージカル映画は、14部門にノミネートされており、これは、『イヴの総て』や『タイタニック』と並んで、過去最多のノミネーションだ。すべてのカテゴリーで受賞するとはみられていないが、作品賞、主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)は期待していいかもしれない。また、歌曲賞といくつかの技術賞でも本命と見られている。

5. 歴史的な受賞

アカデミー賞の歴史に名を刻んだのは、デンゼル・ワシントンだけではなくなるかもしれない。『ラ・ラ・ランド』はもしかしたら、最多受賞でその記録を破るかもしれない(史上最多の受賞は11部門で、『ベン・ハー』、『タイタニック』、そして『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が受賞)エマ・ストーンが主演女優賞の本命なので、メリル・ストリープは、またしても受賞できなかった俳優として自身の記録を塗り替えるだろう(現在のところ、受賞を逃した回数は16回)

『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督は、オスカーの89年の歴史の中で、黒人として初めて監督賞を受賞するかもしれない(さらに、同映画もゲイの主人公で初の作品賞となるかもしれない)。しかし、デイミアン・チャゼルが受賞したら、彼が最年少監督賞の受賞、少なくとも、1932年に『スキピイ』で同賞を手にした当時32歳のノーマン・タウログと並ぶだろう。そして、『ハクソー・リッジ』(原題)で録音賞にノミネートされたケビン・オコネルに幸運を祈ろう。彼は、最多の20回、ノミネートされているが、まだ受賞経験がない。21回目はついに幸運となるか?

■参照リンク
http://www.moviefone.com/

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