2014年にヒットした3Dアニメーション映画『レゴ ムービー』待望のスピンオフ『レゴバットマン ザ・ムービー』が、遂に2月10に全米で公開された。
本作では、『レゴ ムービー』でヒーロー軍団を率いたバットマン(ウィル・アーネット)が相棒ロビン(マイケル・セラ)と協力してジョーカー(ザック・ガリフィアナキス)などの悪者たちと戦う姿が描かれるが、そもそも、何故長年愛されてきたこのスーパーヒーローをレゴとして生まれ変わらせようとしたのだろうか? 今回、エンターテイメントからテクノロジー、ファッションやビジネスといった様々なジャンルの大物にインタビューを行い、プロジェクトの裏側を掘り下げるAOLのオリジナル番組『BUILD』が、主役バットマンの声優を務めるウィル・アーネットと、『レゴ ムービー』でアニメーション共同監督を務め、本作で監督を務めるクリス・マッケイに話を伺った。
「愛のこもったオマージュもパロディもやりつつ、バットマンを違った角度から見せたかった」と語るマッケイ監督。本作は、「バットマンが愛を覚えていく、どちらかというと感動を誘う映画になっている」とのこと。
一方アーネットは、二面性を持つバットマンの人格について深く掘り下げたときに、人間の精神について色々と考えさせられたという。
「人を動かす原動力は何なのかが気になって仕方がない」と語るアーネット。「イエスが水をワインに変えたけど、俺は何でだ?って思ったりする。それで何を得たかったの?ってね。人を助けるためなのか?「助ける」ね・・・。それとも聖金曜日の受難を和らげたかっただけじゃないか?」
本作の性格描写について真面目に語り合った2人だが、アーネットのある共演者の話では、インタビューを行ったスタジオの客席の笑いを誘った。
ジョーカーの声を担当したコメディ俳優、ザック・ガリフィアナキスのキャスティングは、「間違いだった」とおどけるアーネット。「ザックとは今も戦争状態だ」
マッケイ監督は、この発言に対して次のようにフォローした。「アドリブのうまい人たちを配役できて幸運に思うよ。スタジオでブームマイクを前に2人を互いに向かい合わせて、即興でかけあってもらった」
映画『レゴバットマン ザ・ムービー』は、4月1日に日本で公開予定。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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