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マット・デイモン独占インタビュー!米中合作映画『グレートウォール』の撮影を語る

2017/02/18 18:00 投稿

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マット・デイモンの辞書に「不可能」という文字は存在しないのだろうか?


今回、米AOLニュースは、マット・デイモンに独占インタビューを行った。自身の主演する最新映画『グレートウォール』で、このスター俳優は華麗なアーチェリーの技を披露して見せているが、役作りのために行ったハードな訓練や、共演者ペドロ・パスカルについて、さらには、長く米国を離れるため撮影地の中国に家族も連れて行ったことなど、多くの話を伺った。

「僕の役柄は弓の名手という設定なので、以前から面識のあるハンガリー人の弓馬術世界記録保持者、ラヨシュ・カッシャイ氏に訓練を依頼したんです。ラヨシュは撮影地の中国まで僕たちに同行して、最後までサポートしてくれました」と語るマット・デイモン。

彼は、ペドロ・パスカルと共に、「万能の黒い粉(火薬のこと)」を西洋に持ち帰るため、世界中を旅する傭兵を演じる。2人の目的はこの強力な武器がもたらすであろう金と名声。そんな2人の辿り着いた場所はアジアの大国、中国だった。人類史上最長の建造物、万里の長城(グレートウォール)を打ち立てた絶対的な権力を誇るこの国で旅の目的を遂げることは容易でなく、国賊とみなされたデイモンとパスカルは王朝の兵士らに捕らわれてしまう。しかし、2人の圧倒的な武術を見た兵士たちは、60年に一度現れるという危険な怪物「饕餮(とうてつ)」を倒すため、共に戦うことを決意したのだった。

監督は"ビジュアルの魔術師"とも名高い、チャン・イーモウ(張芸謀)。同監督は、2008年に開催された北京オリンピックの開・閉会式の総指揮を務め、その息をのむような壮大なスケールの演出で称賛を得た映画界の巨匠だ。大ヒット映画『LOVERS』で随所に見られた圧巻のアクションシーンは本作にも満載で、城壁を守る女性兵士、ジン・ティエン(景甜)との間に生まれる絆も大きな見どころだろう。

「肉体的なトレーニングを多くこなしました。鎧を着けた状態でのアクションだったし、ケガを避けるためにも大事なことですからね。それに、このあと『ジェイソン・ボーン』の撮影があったので準備を整えるためにもベストなタイミングでした」とデイモンはコメント。

この大作に掛けられた制作費は1億5,000万ドル(約170億円)にも上る。米中合作の映画としては史上最大規模となる。

This fight could be humanity's last. #TheGreatWall

The Great Wallさん(@thegreatwallmovie)がシェアした投稿 - 2017 2月 3 12:50午後 PST

人類の歴史を大きく変えたかもしれない戦い

家族仲が良いことでも有名なデイモンは奥さんと子供たちを引き連れて中国での撮影に挑んだという。オフの日には子供たちを連れて、共演者のペドロ・パスカルと小旅行を楽しんだと言う。

デイモンは楽しそうに次のように語った。「子供たちにペドロは伯父のように接してくれたんだ。おかげで皆、彼のことが大好きになったよ。フットワークが軽くて冒険好きだから、中国ではそこら中を一緒に見て回ったんだ」

マット・デイモンが出演する最新作『グレートウォール』は、4月14日(金)に日本公開予定だ。

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