ファミリーコンピューターの名作ゲームが30本収録され、当時のミニチュア版のゲーム機というルックスも含め売り切れ必至と言われていた「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター」が11月10日に発売された。海外でも同様にアメリカ版ファミコン(NES)のグレーのゲーム機「NES Classic Edition」が11月11日に発売され、ネット通販では一瞬で無くなるような盛況ぶりを見せている。
https://youtu.be/62bI0zItF6g
さらに、ネット上では、恒例のハードの分解動画も公開された。
https://youtu.be/CQ-TfFDBlM8
「クラシックミニ」に使用されているのはCortex A7プロセッサ、3−4年前に廉価スマートフォンなどでモバイル機器などに使用され現在でもRaspberry Pi2などの手のひらサイズのパソコンでも耳にするプロセッサだが、1983年当時の1.79MHzのMOS6502の8ビットCPUに比べたら雲泥の差ともいえる進歩といえる。
また、話題の商品が登場する際の恒例となりつつある、転売屋の買い占めが今回も起きている。日本のヤフオクでは希望小売価格5980円(税別)が1万円前後で取引されているようだが、アメリカでは、ほぼ同価格59,99ドルの商品が、1000ドル近くに跳ね上がるなど、海外の方がやや過熱ぎみであるようだ。なかには我慢できずに7000ドルも出してebayで買った人もいるとの報告もある。
この騒動自体はある程度予想がついていたのか、ニンテンドーも公式ツイッターで増産が順調に進んでいるので「転売市場で無理をして購入する程待たせない」と声明を出している。
The Nintendo Entertainment System: NES Classic Edition system is a hot item, and we are working hard to keep up with consumer demand. 1/3 - Nintendo of America (@NintendoAmerica) 2016年11月11日
これまでも、パソコン上の違法エミュレーターや、DSなどニンテンドーのハードウェア上での配信などファミコンのゲームソフトは様々なカタチで復刻されてきたが、30年近く経ってなお、その復刻版ハードが熱烈に歓迎されているのには、やはり未だに色あせないゲームの質の高さにあるのだろう。発売から数日経って、リリース時にプレイした人々の息子よりもさらに若いプレイヤーがパックマンのプレイ動画を公開し楽しんでいる姿はリアルタイム世代にとっては感慨深いものがある。
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