カリフォルニア州ロックリン在住の3歳の女の子、ケイリーアンちゃんが学校の記念写真の撮影で着る衣装を選んだが、それはお父さんが選んだ衣装ではなく、スーパーマンのコスチュームだった。このスーパーマンの人形を手に持つケイリーアンちゃんの写真はすぐさまネット上で話題となった。
お父さんのオースティン・スタインバックさんは、「娘には何でも一人で出来るようになってもらいたいと常々思っている」という。そのため、自身の選んだ3つの衣装からではなく、娘が別の衣装を選んでも何も言わなかったのだ。また、このスーパーマンのコスチュームを選んだ事には何の驚きもしないという。これは、ケイリーアンちゃんはいつも学校にこういったコスチュームを着て行くからで、オースティンさんは、「スーパーヒーローの衣装を着た娘は最高」だと娘の事をベタ褒めだ。
お母さんのジャミ・スタインバックさんは、世界から注目を浴びていることに対して、「まだ圧倒されているし、起きていることが信じられない」という。しかし、このケイリーアンちゃんのお話には続きがある。実は、ケイリーアンちゃんは両耳が75%聞こえないのだ。
この写真は、単にネット上で笑いをとり笑顔をもたらすだけのものではない。このスーパーガールの両親は、聴覚障がい者の人々から「励みになる」との声が多く上がっているのだ。少女の母は、「耳が聞こえないことは、必ずしも障害となるのではない。外に出て、自身を持ち、クリエイティブになれるのだから」と語っている。
My daughter got to pick what she wore for her school pictures. Daddy approves from aww(娘が選んだ学校の写真撮影用の衣装。父親の承諾済み)
■参照リンク
http://www.aol.com/
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