ネコの耳に届くかどうかは不明だが、ネコに朗報である。
このたび米ユニバーサル ミュージック グループが、ネコのためのアルバムを制作するというのだ。
米メリーランド大学のデイビッド・テイエ音楽教授が、クラウドファンディングでネコのための音楽制作への支援を募ったのである。このプロジェクトにまつわる理論と原動力は、テイエ教授による"ヒトと音楽の関係"についての調査結果をネコに応用したものに基づいている。
ヒトの音楽に対する情緒的反応は、母親の心臓の鼓動に起因するのに対し、ネコは生まれた後に子宮の外で音を聞き、音楽の感性を養うとされる。
「アニマル・ビヘイバー・サイエンス(動物の行動科学)」ジャーナルで発表された学術記事では、実際にネコがネコ専用の音楽を気に入っていることが証明されているという。テイエ教授は、英ガーディアン紙に「100年後、『音楽はかつて、ヒトだけのものだった時期がある』と教わる日が来ることを願っています。よくよく考えれば、たった一種のためだけに音楽が存在するなんて馬鹿げた考えですよ」と、話している。
アルバムには"のどをゴロゴロ鳴らす音"と"乳を飲む音"、テイエ教授自身がワシントン・ナショナル交響楽団の団員とともに演奏するチェロの音色も収録される予定だ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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