インドの学生が超低予算で制作した"アイアンマン風"パワードスーツが「なんか色んな意味でスゲー!」と話題になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=CZ7uTjND52I
インド・ケーララ州在住のエンジニアリングを専攻する学生Vimal Govind Manikandanさんが、マーベル映画『アベンジャーズ』から影響を受けて、アイアンマン風パワードスーツを自主制作した。
このパワードスーツはハリボテではなく、充実した機能を搭載している。重量は合計100kgあり、さすがにアイアンマンのように空を飛ぶのは難しいが、驚異的なパワーを発揮できるそうだ。
バッテリーによって空気室に加圧するシステムを採用しているので、適当な速度で進み、基本的な動作をこなし、重さ150キログラムまでの物なら持ち上げることができる。しかも、制作費は約750ドル(約7万7千円)という激安ぶりにも驚きだ。
とはいえ、彼自身はスーパーヒーローになろうとしているわけではなく、より実用的なプランを計画しているようで、「実際には、防御、工業的な荷物のリフト、マテリアルの取り扱いなどを目指している」と語っている。
そんなVimalさんのチームは2015年に、コードネーム"ジェネレーション1"と呼ばれるロボット技術を搭載したスーツを発表しており、今回の"ジェネレーション2"は名前の通り2体目だ。そのプロトタイプを装着して登場した彼が実際に歩行し両手を動かしてみせると、異様なまでに盛り上がる仲間たち。スーツのコレジャナイ感はもちろん、明らかにカッコつけたかっただけのタレサンなども非常にグッとくる動画である。
今後は特に歩行能力を高めるべく、パワードスーツの改良を続けていく予定とのこと。廃材でアイアンマン1号、つまり驚異的なエネルギーを生み出すアークリアクター(熱プラズマ反応炉)を作ってみせたトニー・スタークに追いつくには、まだまだ時間がかかりそうだ。
【参照リンク】
・Indian Engineering Student Builds Functional Ironman Suit
http://www.odditycentral.com/news/indian-engineering-student-builds-functional-ironman-suit.html
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