サッカーのゴールパフォーマンスと言えば、今でも感極まってシャツを脱ぐ行為でイエローを貰う選手は多々いるが、ある選手の度の過ぎたおもしろパフォーマンスが悲劇を産んだ。
Medi firar sitt hattrick med att gå upp på läktaren för att applådera sig själv. Glömde av sitt gula #ettanfotbollpic.twitter.com/qi0DJBZXDr
- Norrby IF (@NorrbyIF) 2016年8月30日
>
悲劇はスウェーデン3部のノルビ対トゥヴォーケルの試合で起こった。4-1とリードしたノルビのDFメディ・ドレセビッチ選手がダメ押しのボレーシュートで5点目を決めハットトリックを達成! しかし、テンションが上がりまくったドレセビッチは、何を血迷ったかフェンスを越え、観客席に座り手を叩く「観客なりきりパフォーマンス」という新ジャンルのゴールセレブレーションを爆誕させた。ファンやチームメイトも駆け寄り、本人も快心のパフォーマンスでご満悦の様子だが、ピッチに戻った彼には審判のキツイ警告が待っていた。
「ピッチを勝手に離れてはならない」というサッカーの規程があるため、審判は「調子に乗り過ぎだ!」とばかりにイエローカードを提示。本人も「ちょっとやり過ぎたかな・・・」という表情だが、実はこの日2枚目のカードで退場処分に。
幸いこの時、試合は84分を過ぎ、終了間際だった上、チームはその後、もう1点入れ6-1で快勝した。
時々快心のゴールで、ピッチを離れ観客の前でパフォーマンスを見せる選手を目にするが、基本的にはあれも違反行為なのだ。大概は審判の裁量でお咎め無しのケースが多いと思うが、やはり試合中のゴールセレブレーションも「程々に」ということだろう。
■参照リンク
ノルビ 公式ツイッター
https://twitter.com/
http://www.aol.com/