DC から誕生した地上最速のヒーローを描く人気TVドラマシリーズ「THE FLASH / フラッシュ<セカンド・シーズン>」が8月24日よりDVDレンタル&デジタルセル・レンタル配信開始、また9月14日にブルーレイ&DVDが発売される。

本作はDC が生んだ正真正銘のアメコミヒーローで、超人的な治癒力と、閃光(=フラッシュ)がごとく、超高速で移動できる能力を持つ、"人類最速の男=フラッシュ"の活躍を描くアクション超大作。

本作のリリースを記念して、セカンド・シーズンでアメコミ作品への吹き替えに初挑戦したお笑い芸人のなだぎ武のインタビューが届いたので紹介しよう!


Q:よしもとアメコミリーグを主宰するなど、芸能界一のアメコミ王のなだぎさんが、ついにアメコミ作品での吹き替えご出演を果たしましたが、いかがでしたか?

いや、もう感無量と言いますか、ようやくこの感動を味わう事が出来たと、喜びに浸っております。アメコミリーグのメンバーも、まるで自分のことのように、本当に喜んでくれているんですよ。ただ同時に、「次は俺だ」と虎視眈々と狙っている感じはしますけどね。

Q:初のアメコミ出演作が「THE FLASH / フラッシュ」で、ヴィランのキングシャークという役柄でしたが、もともとご存じのキャラクターでしたか?

キングシャークは、スーサイド・スクワッドのメンバーでもあるので、一応知ってはいました。鮫のヴィランって結構アメコミに登場するんですよね。イケイケドンドンのキャラクターなんだなって事くらいは、把握していました。まさか自分が演じることになるとは思いもよりませんでした。フラッシュに出てくるほかのヴィランと同様、血の気が多くて、まぁ~、凶悪なんですよ。僕は普段なかなか怒ることはないので、何でこの凶暴な役に選ばれたかなと考えてみたんですけど、やっぱり「骨格か!」と思いまして。エラの部分が功を奏したのかなと。今は、なんかすごく愛おしく思えますね、このキングシャークの顔が。

キングシャーク


Q:今回初めてヴィランを演じるにあたり特別練習したことや、準備されたことはありますか?

凶暴なヴィランなので、「殺す!」とか「あいつは何処だ!」とか「全員殺してやる!!」とか、残忍な単語が多いんですよね。僕の周りでそういう言葉を使う人がいないので、探し当てたところ、唯一ハリウッドザコシショウがいたんです。ネタの中で「殺す」とか言っているので、とにかく、ザコシショウのネタを良く見ましたね。凶暴な意識やそういう言葉を自分の中に植え付けて、自然にセリフが出てくるようにと思いながら、ザコシショウを見てきましたね。


Q:初アメコミ作品、初ヴィラン役の吹き替え出演。ズバリ出来栄えを100点満点でいうと?

いや、ものすごい緊張感と嬉しさとドキドキ感だったので、いまは感慨に浸る間もなく、ただただ「終わったなあ。これで良かったのかなあ?」という感じで、分からないですね。完成した映像を観て、改めて考えます。


Q:以前よりイベントにコスプレでご登場いただいたりと、作品とは切っても切れない存在であり、芸能界一のフラッシュ通ともいえると思いますが、フラッシュというヒーローの魅力は?

主役の「バリー・アレン」ですね。「フラッシュ」って特別なスーパーパワーがあるのかというと、そうでも無いんですよ。ただ、速いだけのヒーロー。だから、弱点として、"地べたが滑る"とか、"ロープに引っ掛けられてコケる"とか、そういうのを仕掛けられると「なにすんねん!」って、なっちゃうんですよね。ヒーローなんだけど、ギリギリの所で生きている。たくさん悩むし、ネガティブにもなるし、人間らしさがあるんです。スーパーパワーが無い分、スピードをどう活かしたら悪を倒せるのか、すごいアイデアで勝負していくので、そのあたりの心理戦も面白いですよね。ただ単にスーパーヒーローが悪に勝つだけではなく、スーパーヒーローなのに人間らしくて親しみやすい、そこに面白さがありますよね。時空を超える光速スピードを出すために、日々ランニングマシーンでトレーニングしてるんだ~とかね。


Q:今回演じられたキングシャークはもちろん、9月公開の「スーサイド・スクワッド」など、DCコミックス作品は魅力的なヴィランたちが人気です。もし自分がヒーローだったとしたら、一番戦いたくないヴィランは?

いや、もう「ジョーカー」じゃないですか。やっぱり、何しよるか分からないですよ、アイツは。一回勝負ついても根に持つタイプなんで、どこで攻撃してくるか分からないという不安はありますよね。むちゃくちゃな奴なので。DCコミックスの中でも、ヴィランの象徴たるキャラクターですけど、やっぱり「ジョーカー」は厄介だなって印象がありますね。


Q:ところで、なだぎさんが一番好きなヒーローは何ですか?

一番初めに「あ、カッコいいな」という感じで、好きになったヒーローは「スパイダーマン」ですね。子供のころに東映がスパイダーマンのアニメを放送していて、そこからハマったんです。でも、アメコミが好きになったキッカケはね、TV放送していた「超人ハルク」のドラマなんですよ。小学5、6年くらいの時、ドラマを観ては、クラスの友達とハルクごっこをやっていました。その時からです、アメリカのドラマを観出すようになったのは。当時、「奥様は魔女」とかも観ていましたよ。あんな雰囲気のアメリカのホームドラマコメディは、日本ではあまり無かったので、演出や吹き替えのセリフ、そしてリアクションが面白いなと思いながら観ていましたね。そのころから、モノマネをしたりしていました。





「THE FLASH / フラッシュ<セカンド・シーズン>」
9月14日ブルーレイ&DVD 発売
8月24日DVDレンタル開始Vol.1~6、デジタルセル・レンタル配信開始/9月14日DVDレンタルVol.7~12
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
(C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & (C) DC Comics.

■参照リンク
「THE FLASH / フラッシュ」公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/the-flash/


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