米国アーカンソー州の高校で、生徒の父兄に掲示された"学校の方針"が瞬く間にフェイスブック上で広まり、地元メディア『KARK-TV』が大きく報じている。
アーカンソー州リトルロックの男子校のカトリック高校がフェイスブックで、「カソリック高校へようこそ。我が校は読み書きや計算の力だけでなく、生徒の問題解決能力も育成します」というコメントを投稿。この投稿には、校舎のドアに張られた保護者へのお知らせの写真も添えられている。次がその張り紙の内容だ。「ご子息の忘れ物として、お弁当、教科書、宿題、授業で使う備品などをお届けになられた保護者の皆様、即刻お帰りください。息子さんは親御さん不在の時にこそ、問題解決について学ばれます」
フェイスブックに投稿されたこの写真は、現時点で11万回以上シェアされている。
スティーブ・シュトレイスリー校長が『KARK-TV』に応えたところによると、「張り紙を掲示したのは、我々の方針に対して新入生のご両親に注意喚起して頂くためでもありますが、我々が何故そうするか、皆さんに改めてその目的を考えて頂きたいからです」とのこと。
この方針に対し、ある保護者から、「お弁当を忘れた子供はお腹を空かせてしまう」と心配の声も。しかし、シュトレイスリー校長は、「そうした事態になることはありません」と断言する。なぜなら、生徒たちは問題の解決方法が分かっているからだという。
このルールを評価する生徒もいる。最上級生のパトリック・ウィングフィールドくんがその一人だ。パトリックくんによれば「他の人を頼らず、自分で考えられるようになった」と言う。
シュトレイスリー校長は、この方針は最終的に生徒の成長を助けると説明している。「困った状況に陥った時、パパやママに電話をして何とかしてもらおう、という安易な行動を取らず、自身で解決しようと考えられるようになるのです」
Catholic High School for Boys is being blasted on social media for teaching their students ACCOUNTABILITY & PROBLEM...
Posted by Boone Cutler on Friday, August 19, 2016
■参照リンク
世界のかわいい動物たち【フォト集】 rict-rule-for-parents-is-going-viral/21454448/" target="_blank">http://www.aol.com/
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