すっかり役者のイメージが定着した「ザ・ロック」こと、ドウェイン・ジョンソンが、『ワイルド・スピード』の最新作にしてシリーズ8作目にあたる『Fast8』の撮影現場において、ある共演者に向けにインスタグラム上で「腰抜け野郎」と強烈に批判した。
これに対し、芸能ゴシップメディアは「プロデューサーで主演のヴィン・ディーゼルへのあてつけでは?」と、撮影中に口論していた2人の険悪な仲をスクープし始め、「確執か?元プロレスラーらしい抗争アングルか?」と様々な憶測が飛び交っている。
この2人の男同士の確執のくすぶりを真っ先に報じたのは、ゴシップメディアTMZだ。どうやら2人は撮影の方向性を巡り対立しているようだ。プロデューサーのディーゼルが決めた方向性に、ジョンソンが異議を唱え真正面から衝突してしまったために、撮影が中断されたという。8月9日、2人の間で面談の場が設けられたというが、その間10日近く撮影がストップ。全スタッフが巻き込まれてしまい、ドウェインに対してほとんどのキャストが怒っていたという証言もある。
「制作者ディーゼルと役者ジョンソンの対立は昨日今日始まったわけではない」との制作者側の声も。すでに前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)の撮影時から、ジョンソンは幾度となく撮影を遅らせる"常習犯"で、彼の遅刻グセにより、ディーゼルは一日中トレーラーで待たされた日もあったという。さらにその翌日も4時間遅刻し、まるで「売れっ子のディーヴァのような振る舞いだった」とも語られている。
問題の暴言インスタグラムの後、ジョンソンは撮影現場でスタッフたちへのねぎらいと感謝のコメントと共に「時と価値を共有している人々すべてをリスペクトしている。どんなに家族のようなチームでも、違った考えや信念の違いはあるさ。対立することで良くなることもあるし、良い解決方法だと思う」とコメント。今回、"わがままキャラ"が報じられた影響か、やや軟化した態度を取り始めている。
肝心のプロデューサーであるディーゼルとの関係はいまだ不透明だが、撮影途中で巻き起こった「抗争アングル」が、本作の話題性を高めているのも事実。当分ウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルの動向には注目が集まりそうだ。
■ドウェイン・ジョンソン Instagram
https://www.instagram.com/therock/
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