『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフが集結した『ターザン:REBORN』。全米で大ヒットした本作は、7月末に日本で公開されると、胸打つロマンス溢れるドラマと迫力の爽快アクションが評価を集め、10代、20代や女性層が劇場に多く来場している。そんな中、物語の中心となるジャングルでのシーンほか、様々な重要シーンの撮影の舞台裏が収められた、貴重なメイキング映像が到着した。
https://youtu.be/UWCbHbqCF6U
この度公開された映像で目を引くのが、山頂から流れ落ちる大迫力の滝をバックに、ターザンと原住民たちが対峙するシーンだ。誰の目にも本物としか思えないこの滝は、実はリーブスデン・スタジオの屋外撮影所で人工的に作られたもの。研究と開発が何度も繰り返され、美術スタッフたちの並々ならぬこだわりがつまっている。リアルを追及したスタッフたちが行きついた先は、「巨大なディーゼル・ポンプを内部に埋め込み、偏向板に水を跳ね返らせることにより、流水にいくつもの層を作り出し滝を演出する」ことだった。これには『ハリー・ポッター』シリーズからデイビット・イェーツ監督とタッグを組んでいる美術監督のスチュアート・クレイグも「膨大な量の水だったし、想像できないほど壮観だったよ。本物の滝と違って止めることができたのが非常に大きい利点だった」と満足げに振り返る。
そして、なんといってもジャングルでの撮影シーンは、みずみずしく、観るものをまるで本物のジャングルにいるかのような錯覚を与えてくれるほどのクオリティだ!滝同様に、セットで組み立てられたジャングルは、合計7バージョンも作られ、キャラクターの動きに伴い、景色が次第に変化するよう再現されるよう、大胆な演出方法が行われた。そんなジャングルに、ゴリラなどのフルCGの動物たちが加わることで、"リアルな世界観"と"バーチャルな世界観"が見事に融合した、唯一無二のジャングルの世界観が作り上げられた。
これらの完成度の高いセットには、ターザンを演じたアレクサンダー・スカルスガルドも思わず「この映画のセットは驚異的だった」とうなり、「僕はあんなセットは見たことがない。実際にアフリカにいる気になれたので、俳優としてはものすごく助かったよ」とコメント。ターザンの敵役である、レオン・ロムを演じたクリストフ・ヴァルツも同様に「あれだけ広大なセットで、滝、川、ジャングルがあって...。はかり知れないぐらいの範囲を扱っていて、しかもすべてが見事な出来だった」とキャスト一同も大絶賛!さらにイェーツ監督も「映画作りのすばらしさには、アフリカのような神秘的な場所へ観客をいざなうことが出来るという点がある。すごくわくわくするよ。観客は自ら旅をする必要はない。彼らはただ映画館の中へ足を踏み入れるだけで、想像したこともないような別の時代、別の世界へ運ばれる。そんな体験を提供できることは、フィルムメーカーの大きな役得だよ」と語るほど、CGを駆使しつつ、リアルにこだわり抜いた本作の世界観に自信を見せている。
『ターザン:REBORN』の大ヒットに加えて、『ジャングル・ブック』も公開されるなど、いま日本では"ジャングルムービー"が何かと話題を席巻中!うだるように暑い今年の夏は、涼しい映画館で最高に"アツイ"ジャングル旅行気分を味わってみてはいかが?
映画『ターザン:REBORN』は大ヒット公開中!
(C)2016 EDGAR RICE BURROUGHS, INC., WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.
■ 映画『ターザン:REBORN』公式サイト
wwws.warnerbros.co.jp/tarzan/
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