『SR サイタマノラッパー』(09)、『太陽』(16)を手がけた日本映画界期待の新鋭・入江悠監督が藤原竜也&伊藤英明という豪華俳優をW主演に迎えメガホンをとる『22年目の告白―私が殺人犯です―』が2017年初夏公開されることが決定した。
阪神大震災、地下鉄サリン事件...混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。「被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけること」、「背後から縄で首を絞めあげること」、そして「目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させること」―3つのルールのもとに行われた残忍な犯行は、世間の注目を浴びた。担当刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって敬愛する上司が殺されてしまう。犯人は姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。
そして、事件から22年経ったある日、「私が殺人犯です」 という一冊の本が世間を震撼させる。それは、22年前のあの事件の犯人を名乗る男が書き綴った殺人手記だったのだ。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男であった。反感の情を押さえきれない世間。過熱するマスコミ報道、SNS により一躍曾根崎は 時の人になっていく。日本中を巻き込むその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった...。
原作は、2012年に公開された動員270万人を突破した韓国映画「私が殺人犯です」。日本映画化するにあたり、日本社会性、時代性に照らし合わせ、日本ならではの脚色を加え、オリジナル映画を超える、究極のサスペンスミステリー大作映画として制作される。
告白本を出版する美しき殺人犯、曾根崎雅人(そねざきまさと)役は、幾多の超個性的なキャラクターを怪演、日本が誇る演技派俳優・藤原竜也。事件発生直後から曾根崎を追い続けてきた刑事・牧村航(まきむらこう)役には、"熱い漢"をはじめ、幅広い役をこなす本格派俳優・伊藤英明。世代を代表する2人が同世代の監督とともに火花散る初共演を果たす!
「才能のある同世代の監督と出会えたことは、自分にとって大変良い経験でした」(藤原)、「入江監督の作品に携わる興奮と喜びを感じつつ、アクション等細かい所にもこだわり、一つ一つのシーンに力と情熱をそそいで演じたい」(伊藤)と語るように、主演の二人から期待を寄せられる入江は「この映画の企画を実現するのに、約2年半をかけ脚本は37稿の改訂を重ねました。映画の精度と質を徹底的に高めるためにディテールを叩いては壊し、また積み上げていく作業にそれだけかかりました」と本作に込めた労力を明かし、「緊張感みなぎる新しいサスペンス映画の誕生にご期待ください」と語っている。
『22年目の告白―私が殺人犯です―』は2017年初夏 全国ロードショー
(C)2017 映画「22 年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
『殺人の告白』予告編
■『22年目の告白―私が殺人犯です―』公式サイト
www.22-kokuhaku.jp
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