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『日本で一番悪い奴ら』パキスタン人役で銀幕デビューを果たしたデニス植野行雄、俳優業は「不安で始まりましたけれど顔はイケると思いました」

2016/07/09 18:30 投稿

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映画『日本で一番悪い奴ら』公開記念、AOLニュース連続インタビューの大トリは、アクラム・ラシード役を演じたお笑いコンビ、デニスの植野行雄! 映画俳優としての銀幕デビューは、「めっちゃ気持ちいいです、この状況(笑)」と、そうとう満足しているようで、ある晩キャバクラに遊びに行った際、トンデモないウソをついてしまったそうですが......。


――今回のアクラム・ラシードという役柄は、まさしくピッタリでしたよね!

最初パキスタン人役ということだけ聞いていて、覚せい剤とかえらい話やなと思っていたら、主演が綾野剛さんで中村獅童さんもいると後で知って、これはすごい映画やぞと(笑)。不安で始まりましたけれど、"パキスタン人 画像"で検索して顔はイケると思いました。

――お笑い芸人の方の場合、バラエティー番組のドッキリだと思いそうですよね。  

思いましたね。初日に新幹線に乗ってロケ地に着いて、そこに綾野剛君をはじめ、大勢の方々いて、これは本当やなと安心しました。初日はワンシーンだけの撮影でしたが、片言のパキスタン語を話すという設定が難しかったので、事前にむちゃくちゃ練習しました。

――映画を観ると悪い奴らというよりは、やんちゃな野郎どもの青春という印象でした。  

綾野君演じる主人公・諸星要一の人生ですが、彼は別に悪い人じゃないんですよ。正しいと思ってやっていたことが、歯車が狂っておかしくなっていく。しかも実話! すごい映画ですよ。自分で観ても面白いですし、芸人の先輩たちにも勧めています。男性は絶対好きな世界ですよね。

――そうですね。先輩・後輩を大切にする、お笑いの世界も近いのではないですか?  

昔の野郎って、こういうノリが好きですよね。皆で集まって、成り上がっていく感じ。芸人の世界でも同期とかいて、皆お金がないから助け合って、安い居酒屋で夢を語り合うとか、先輩がネタを見てくれたりとか。ちょっと近いかもしれないですね。

(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

――そして、今回の出演を機に、俳優業へ本格進出というプランはいかがでしょう?

 

ほかに枠あります? 片言のパキスタン人役の? 何回か片言役を演じたことはありますが、第二編が『パキスタンで一番悪い奴ら』にでもなれば僕が主演かもしれないですが、そんな奇跡はまず起きないでしょう。誰が観るんですか。僕が主演で(笑)。

――パキスタン人は観ると思いますよ(笑)

観ますかね(笑)。でも、四日市のキャバクラに行った時に、綾野剛とダブル主演って、女の子にはウソをついてしまいました。映画館に観に行ったら、どう思うか知らないですが、その子たちはトンデモないキャスティングやなと思うでしょうね(笑)。

――それこそ"悪い奴"ですね(笑)!

そうですね(笑)。でもまあ、チャンスがあれば、また映画に出演してみたいです。楽しかったんですよ。最初はコントの延長の気分でしたが、インタビューとかで綾野剛君と並んで、「芝居はどうですか?」とか聞かれて。めっちゃ気持ちいいです、この状況(笑)。


映画『日本で一番悪い奴ら』は、大ヒット上映中!



(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

■『日本で一番悪い奴ら』公式サイト
nichiwaru.com

■綾野剛が語る『日本で一番悪い奴ら』に惹かれた理由 「美しい映画が世の中に多い中で、その対比となる存在の題材に惹かれるし必要だと思った」 - AOLニュース
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■YOUNG DAIS、自身が好演を見せた『日本で一番悪い奴ら』の魅力を語る 「信念を持つことがどれだけすごいことかわかる」 - AOLニュース
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