米カリフォルニア州ペタルマのソノマ・マリン・フェアで6月、第28回「世界一醜い犬」コンテストが開催された。なみいる"醜い"犬を尻目に今回ぶっちぎりで優勝したのは、盲目のチャイニーズ・クレステッド・ドッグ(17)のスウィーピー・ランボーだった。

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そのほかにも、M字剃りこみで後ろはウルフスタイルという盲目の犬、ほとんど歯がなく毛もない小型のヘアレスドッグ(親はあちこちの「醜い犬」コンテストで優勝経験があるという血統つき)、また『スターウォーズ』シリーズのイウォークみたいな糖尿病のパグなども粒ぞろいが参加したコンテストだった。

今回優勝したスウィーピー・ランボーは、審査員の第一印象、稀な性質、容姿、性格、そして観客への印象度で選ばれたという。

実はこのコンテスト、タイトルがタイトルだけに犬の容姿ばかり面白おかしく取り上げられがちなのだが、実は見た目や血統ではなく、"内面の美しさ"が選ばれる際のポイントなのだそう。

ソノマ・マリン・フェアCEOのエリン・ポストさんは、「欠点の有無にかかわらず、すべての犬やペットををたたえることができて光栄です。どんな犬も、愛され、家族の一員に迎えられるにふさわしい存在なのです」と、コンテストの意義を語っている。

優勝者(犬)にはトロフィーと現金1500ドル(約15万円)が与えられるという。

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